彷徨い・・・疲れ・・そして100円に泣く

毎回同じ散歩道に飽きたわけでは無いが、たまには違った場所も歩いてみたい。
考えた結果、息子たちが通った中学校の反対側の小高い丘に送電鉄塔があり、景色が良かった記憶が蘇った。

一年以上も行っていない、そこに決めて自宅をでた。

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記憶通りに小高い丘に着いた、景色も良い、猿投山や敗退した折平山も見える。
順調なのは此処までであった、悪しき癖から思わぬ苦戦・・・ほとほとに疲れた、そして100円の大切さを思い知った。



中学生の通学路を歩く、子供たちは早いので中学まで30分くらいで歩く。

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細い道を歩いて中品野、水野地区に到着したのは歩き出して35分も経過していた、中学までもう少し。

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雪柳が咲き出していた、桜の季節に咲く雪柳、この調子だと桜の開花も早まりそうだ。

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ダンプが行き交う国道をくぐるトンネルが近づいた、ここをくぐれば中学はもう直ぐだ。
右に中学の校庭に入る階段を見てその先に標識と雑木林に入る道がある。

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程々に急坂だがゆっくりと登る、雑木林を抜けてしばらく歩くと送電鉄塔168号に着く。

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大好きな鉄塔を拝んで、冒頭の景色の良い場所で楽しんだ、この丘は県有林でもある。
したがって有刺鉄線の柵が張り巡らされているので変な場所には行けない、来た道を戻ることにした。

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ところが・・・途中で枝道が目に入った、県有林では無い、何処に続くのだろう・・・
方角は西、それなら品野の街方面に出る可能性が高い・・・悪しき血が騒いだ、そして足が勝手に動いていた。

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突如、住宅地に出た、場所がわからない、左は県有林の際で終わる、右は通行止めのフェンスがある。
右に行ってみたが道はなかった、少し下って住宅街に入ると遠くに名古屋のビル群が見えた、下りが正解
いや下るしかないのだ、枝道は何本かある、そして車が通るので間違いなさそうだった。

しかし、降った先は崖だった、左に進むのだが県有林、3本違いの舗装道路の急坂を登り返すしかなかった。
出た道に戻った、約800mの彷徨いは気力も体力もそぎ取ってしまった。

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じっくりと景色を眺めて観察、答えは簡単だった、先ほど立ち寄った送電鉄塔の続きが伸びていた。
定光寺線だ、ようは鉄塔に向かえば良いのだ、そして同じ道を下って枝道を歩くと大きな車道に合流した。

合流地点は理解できた、小学校に続く道、長い距離をとぼとぼと歩いた、気力なし、疲れ最強。

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ようやく水野川に到着、見慣れた景色に疲れが襲う、もう6km以上歩き続けていた、橋の上で休んだ。

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校庭で走り回る子供たちの元気な声に励まされて学校の裏道を歩き続けた、トイレにも行きたい・・・。
疲れた頭をフル回転、品野バスターミナルに行けばトイレがある、そしてコミニュティーバスもある。

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たどり着いたターミナル、多目的トイレで用足し、スッキリとしたので行き先別停留所へ・・・
自宅近くを巡回する岩屋堂線の時刻表、一時間に1本・・・ラッキー!、待ち時間15分。

”エッ!”お金も持っていないのにようやく気がついた、自宅から歩く時は持たない主義だった。
どこまで乗っても100円・・・もっていなければ乗れない・・・”ガックリとうなだれてベンチで呆けた”

歩けば最短でも30分、歩くしかない、トボトボ歩きだした、ツキが無い時は徹底してツキが無い。
最短路の橋が工事中で通行止め、やむなく遠回り・・・自宅へ着いた時は”グーの音”も出なかった。

たった100円、されど100円、お金の有難さを思い知った長距離散歩は無事終了した。

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