五月晴れ

雲の空が一気に青空に変わった、「五月晴れ」とはこの空を指すのだろう。

IMG_5215.jpg

この地は奥品野、瀬戸の北東、岐阜県境に近い瀬戸の奥、自宅から遠いが気が向いて歩いて行った。

火の見櫓が青空に凛と構える、新しい家が建って行くが瀬戸の昭和が残る場所でもある。



子供の日が過ぎても吹流しが似合う五月。

IMG_5182.jpg

「五月は鯉の吹き流し」、少し強い風に鯉が泳ぐ道。

道々の花も生きものも5月の光りを浴びて命輝く。

IMG_5185.jpg

ニホンカワトンボ、美しい色合い、白菊に茶色の羽色のコントラストにうっとり。

IMG_5186.jpg

ベニシジミも白菊に鮮やかな紅色を華やがせる。

IMG_5189.jpg

羽を広げると尚更に鮮やかさが引き立つ。

IMG_5191.jpg

ようやく高速道路の入り口に到着、車も少ない淋しいIC、ここから一気に開けた景色になる。

IMG_5190.jpg

中央左に見えるピークは土岐市との境のピーク、転落はその山の中腹の沢だった。
思い出す一年前、家族のおかげでこうして歩ける事をあらためて感謝した、国道から外れて細道を歩いた。

IMG_5216.jpg

一気に昭和の香りがする家並みになる、ここも陶磁器に関わる生業をしている家が多い。

IMG_5194.jpg

何らセキュリティーの無い広場に陶磁器が入った籠が野積みになって配送を待っている。

どんどん歩くと国道に出る、一旦国道を歩いて脇道に入った、歩いて歩いて行ったら行き止まりだった。
その行き止まりの先に忘れ去られた素敵なハルジョオンの咲き乱れる場所があった、蝶の天国だった。
     (ハルジョオンの咲く地は次回の記事で紹介します)

行き止まりから戻って国道から今度は岩巣山白岩登山口方面に歩いた、二年ぶりで歩く地。

IMG_5196.jpg

変わった色のオダマキが咲いていた、初めて見る色だった。

sirobanatatunamisou.jpg

ポツンと一輪咲いていたシロバナタツナミソウ、この地に良く似合う。

裏道を国道に向かって歩いていると5年前の風景に出会った。

IMG_5217.jpg

随分昔に廃業した製陶所の作業場前、5年前に妻と登山に向かうために歩いた時の風景そのままだった。

使われることもなく、売られることもない皿が無造作に積み上げられている、変わったのは覆っている布が
吹きさらしで中身が多く見える事だけだった・・・・・この場所の時は止っていた。

国道へ戻って中品野経由で自宅へ戻る道を歩き続けた。

IMG_5224.jpg

いつもの散歩道、のどかな景色が待っていた、時は止っていない景色に何故かホットした。

7~8kmは歩いただろうか、心地よい疲労感に酔った散歩は無事に終了した。


コメント