ハッチョウトンボの季節

真夏の陽射しが照りつける、夏日ではなく、真夏日だ。
いよいよトンボや蝶が飛び交う季節でもある、とりわけ見たいのは”ハッチョウトンボ”、体調は1円玉より小さい。

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日本最小種のトンボ、尻尾を立てるのは体温調節、それほど暑い午後だった。

Wikiによれば、国際自然保護連合(IUCN)により、レッドリストの軽度懸念(LC)の指定を受けているらしい。
埼玉県、東京は絶滅とされている、各都道府県の絶滅危惧種指定の貴重なトンボは愛知県には当たり前に存在する。



先週、妻と昭和の森に出かけたのは、このトンボを探すのも目的だった、しかし、探せなかった。
この日は最初からトンボ探しが目的、場所は海上の森、屋戸の湿地、少し早いかなと思いつつ出かけた。

海上の森センターに駐車して吉田川沿いを歩いた、第一池から尾根に出て湿地に向かった。

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緑に囲まれた森の道は快適だ、距離があるはずなのがアッサリと湿地に着いてしまった。

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”貧相湿地”、栄養分の少ない湿地と案内があるが、それなりに動植物がいて素晴らしい場所である。

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”トイカイモウセンゴケ(食虫植物)”が花を咲かせる。

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普通は午後には花を閉じるのだが、咲いていてくれた、ピンクの可愛らしい花、食虫植物とは・・・。

ハッチョウトンボは見つからない、兎に角小さいので目を凝らして湿地を6往復・・・見つけられない。
あきらめ掛けた時、蚊のような生き物が遠くに停まった。

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雌の”ハッチョウトンボ”だった、嬉しや嬉しや・・しかし、目を話した途端に飛んで行った、探して往復を繰り返す。

どこかで視線を感じる、何だろう・・・。

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蛙君・・・「オイ、爺さん、いつまで往復しとんねん、いい加減に静かにせいや!」、と、言われたような。

「やかましい!、ジジイの勝手だ」、蛙君を無視して探した。

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雄もいた、結局、雌2、雄1だけだった、日増しに増えるだろう、素晴らしい自然に感謝した。

湿地を後にして長い寺坂尾根を登った、花崗岩の大地はやはり貧相な植生、長い尾根をゆっくりと進んだ。

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”キシタエダジャク”と名がついた蛾、派手な模様が貧弱な尾根の植物に映える。

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尾根の切り通しから猿投山の西尾根と夏空が見える、熱気で霞む展望、真夏の様相に汗も噴き出す。

長い尾根もようやく終わって5差路を赤池方面に降った、赤池に立ち寄って帰りの道を行く。

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”ヒメジャノメ”が舞い

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大型の”ヤマサナエ”が飛び交う、吉田川沿いは森も深く、植生豊かな地、歩みは遅くなる。

サンコウチョウ狙いの”バズーカ”の方々が三脚を立てたり、お話をしたりしていた。
本日は野鳥狙いは無し、ご挨拶して通り過ぎた、サンコウチョウの鳴き声もしなかった。

目的達成、そして少々長い距離の山道も疲れなくなった、体力は回復しつつある、嬉しい悲鳴だ!

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