岩巣山塊を彷徨う

先日、高枝で囀るオオルリを見ていた岩屋堂、その時上空を長い尾をたなびかせて飛んで行く
サンコウチョウを見た、昨年は一度も声も姿も聴くことも見ることも出来なかった。

一昨年は森を彷徨っている時に姿も声も聴いた、今年は渡って来ている可能性が高い、彷徨ってみた。

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結果は声も姿も無かった、帰りの道にコマツナギが咲き出した、花期は7月だと記憶していたのでビックリ。
暦より季節が進んでいる、海上の森みたいにカメラの放列の無い岩屋堂、森の奥で子育てしているだろう。
サンコウチョウにとっては素晴らしい環境なのかもしれない、たくさん子供を育てて、来年も来てほしいと願った。



岩屋堂山塊は急なピークが多い、尾根も谷も優しくは無いので、畦道経由にした、足慣らしだ。

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稲は順調に育っている、刈られた土手も強い雑草たちで賑わいはじめた。

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ポツンと一株のキキョウソウ、日射しの中で華やいでいた、寄り道せずに岩屋堂公園の入り口から
巡視路を目指して林道を歩く。

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暗い森の片隅にマンネングサが咲いていた、ポーチを再度締め直し、靴ひもを確認して巡視路に入る。
傾斜は急だ、木につかまったりしながら最初のピークへ頑張る、途中から別の尾根に入る。

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傾斜は緩まない、一歩一歩だ、耳を傾けサンコウチョウの気配を探りながらピークを目指す。

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ようやく傾斜が緩んだんのでお茶休憩、野鳥の声さえしない静かな森だった。
さらに一登りして鉄塔58号へ、そして谷に急降下した。

サンコウチョウは深い針葉樹の森と広葉樹の森の境目によく営巣するので谷合の森も彷徨う必要があった。
猪のヌタバを横目に見ながら彷徨ったが気配は全くなかった、時間が気になるのでガラケーを取り出した。

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”圏外”・・・これはイケマセン、昨年の事故当時を思い出した、圏外を脱出すべきなのは自明の理。
何十回も彷徨った森なので位置はわかる、強引に斜面を登って東海自然歩道を目指した。

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出た場所は雲興寺方面に向かう途中の道だった、一息ついていたらヒメウラナジャノメが枯葉に舞い降りた。
この蝶は里の畦にも山の深い場所にも生息する、自然にいきるものは逞しい。

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栄養の無い貧地の路傍にもツルアリドウシが咲いていた、良く見ると結構咲いていた、この森でこの花が
咲いているとは全く知らなかった、たぶん毎年見落としていたのだろう、美しい野草に休息を催促された。

岩屋堂上部に合流したら真っ直ぐに帰り道に向かった。

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割烹旅館前のブラシの木が満開だった、南国の花らしい艶やかな赤、ワイヤーブラシにそっくりさんだ。

帰り道の明るい斜面にコマツナギが咲き出した、夏から秋の花だ。

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3年前まではハギの花だと思っていた、散歩で撮った写真を図鑑で調べるので野草の知識は格段に上がった。

7km以上は歩いた、前日も海上の森を彷徨った、この日もあまり疲れは感じなかった。
自宅へ帰って短パンに履き替えたら、「脹脛の筋肉が凄い!」と、妻に言われた、歩いている成果物。

長い登りを耐ええるかは定かでなないが、少し自信がついてきた、夏山の季節到来、計画も楽しい!

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