雨あがる

朝から降り続く雨は午後遅くに小ぬか雨にかわった。

傘を持って歩く道・・・

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「 雨のあと 」

日かげの葉っぱは泣きむしだ、ほろりほろりと泣いている。

日向の葉っぱは笑い出す、なみだの痕がもう乾く。

日かげの葉っぱの泣きむしに、だれか、ハンカチ貸してやれ。

                                     --金子みすゞ-- 詩集より

人は傘で雨を防ぐが、自然に生きるものは、雨を糧にする、数珠つなぎの雨粒が輝いて美しい、”雨あがり”がやってきた。

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「コロコロ、コロコロと動く真珠玉」、大きい玉、小さな玉、不規則な玉が”ころころ”動く。

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雨が似合いの紫陽花も「コロコロ真珠には適わない」、傘を閉じて深呼吸、緑の匂いが濃い。

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エゴの木の実が雨粒を弾く、落ちそうで落ちない雨粒を見つめる。

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シットリ濡れたモミジの緑が川面に映える、清々しい清涼感、蒸し暑さも忘れさせてくれた。

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岩屋堂の森、霧が上昇してゆく、雨あがりの象徴、誰もいない静かな森、鳥の声さえ聞こえない。

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雨粒の宝石がまばゆく輝く森の道、溜息が出るほど綺麗だった。

雨あがり、長くは持たなかった、ポツリと雨粒が降りてきた、傘を開いて帰る道、心もしっとりと濡れたような・・。

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