山路の森の道

二日ぶりの歩き、山路の森を歩く目的があった。
毎年一ヶ所だけに早咲く野草、”アキチョウジ”を探す事だった。

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期待に胸ふくらませて例年に咲く場所へ、遠くからも淡い紫が確認できた、たった一株、美しい姿で咲いていた。

ここまでは満足の森歩き、その後、悪い癖が出てしまった、右膝をひねって痛い思いをしてしまった。



貴重な歩く時間をもらった、随分手前に車を停めて歩き出す。
林道を歩いて、東海自然歩道に合流し、目的の花を写したら引き返して、途中から外周道を帰る計画だった。

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ノコンギクが咲き出した日陰の快適な林道を赤猿峠入口方面にゆっくりと歩く。

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林道の両脇はニガクサで覆われていた、シソ科の雑草、花の一つ一つは綺麗だ。

赤猿峠入口で東海自然歩道と合流、目的の場所はまだ遠い。

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ノギランも数多い、薄い植生の森だったが年ごとに数を増やしている、嬉しい事だ。

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写真では緩やかな登りに見えるが結構な傾斜、トレランの人も歩きになってしまう。

目的の場所でアキチョウジを愛でた、ここで戻る予定だったが雲興寺の分岐まで歩こうと変更した。

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分岐はトイレが新設され、お化け屋敷みたいな雰囲気から新鮮な感じになった居た。
疲れもないので先の三又広場と呼ばれている場所へ向かった。

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道々に野草が咲く、サワヒヨドリ、歩くのが楽しくなる。

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シマジタムラソウ、野草に誘われるように歩く。

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広場の近くにはクサギも花を開いていた、変更正解、予定の道に野草は無いので嬉しくなった。

広場からは猿投山に登るルートで左折するが、林道は続いている、行った事が無いので少しだけ進んだ。

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林道の奥で珍しい野草を見つけた、ムラサキニガクサ、海上にも咲いているが数は多くない、儲け物だ。
奥には野草が咲いているかもしれない、地形図を思い出した、この道は猿投山西尾根に続くルートに合流するはず。

ヤマザクラコースと名がつくバリエーションルートだ、随分前に2回歩いている道に合流するはず、進んでしまった。

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幅広い林道から沢沿いの山道になった、快調に進む。

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右に10m落ち込む堰堤も柵で安全対策されている、りっぱな遊歩道だ。

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急な登りを続けると明るい尾根に近づく、そして思い描いたヤマザクラコースに合流した、思っていたより
西尾根に近い場所だった、記憶が乏しい、右に折れてバリルートを進む、小さなアップダウンを何回もこなすと

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小さなピークに標識、突如思い出した、このルートで一番厳しい痩せ尾根からの到達点だったことを。

そして下り地点を上から覗いた。

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花崗岩の砂礫の痩せ尾根、写真ではわからないが急な降り、直ぐに滑ってしまった、ズック靴は砂礫に耐えらえない。
登山靴以外でこのルートを歩いてはいけない!

”ズズーッ!”、強烈に滑ったので右足を踏ん張って立ち木に飛びついた・・・”ギクッ!”と音がして膝が痛んだ。
屈伸が出来ないほどの激痛、暫く休むしかなかった、痛みが和らいだので慎重に降りる、長い長い下り道。

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辛い下りを頑張って振り返る、木の根の上が登山道、痛みと失敗した気持が重なって憂鬱になった。

最期の400m近い下りは本当に辛かった、ようやく新しいトイレのある分岐に合流した。

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早くも色づき始めたナナカマドを見た時に辛さを忘れることができた、林道を30分、ようやく車に戻った。

毎度の反省はどこへ行った、用具の準備なしに気楽に入り込むお馬鹿は直っていない、転ばなくて幸いだった。

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