品野の細道

瀬戸は焼き物の街、”瀬戸物”と呼ばれる一般大衆向けの茶碗や皿、しかし昨今は¥100店でも買える品物。
工芸品や茶道具、織部、志野、黄瀬戸と呼ばれている陶磁器以外は売れるはずもない。

IMG_8739.jpg

品野地区は型でつくる一般大衆品を扱う小さな製陶所が連なる路地が多い、当然ながら廃業した作業所が残る路地。
久しぶりに、そんな路地を歩いてみた。



自宅から15分も歩けばそんな路地にたどり着く。

IMG_8732.jpg

雑草が刈られることもなく、どんどん寂れて朽ちてゆく。

IMG_8737.jpg

もう煙が出ることが無い焼き窯の煙突が寂しそうだ。

IMG_8740.jpg

数十メートル歩けば数々の煙突が煙を出さずに空に向かう光景が目に入る。

IMG_8741.jpg

朽ち果てた煙突もあった、これも世の中の推移、我が家もしかり、織部や志野の皿や茶碗を使用している。
一般大衆品は瀬戸物祭りの半端ものや夜店で買うのが今の世である。

品野の路地を後にして工芸品を扱う小さな製陶所や工房のある通りへ向かう。

IMG_8735.jpg

人が生計を立てている場所はやはり違う、花壇のシバクサが狂い咲き、住まいの匂いがする。

IMG_8733.jpg

クサギの咲く細い路地をいつもの散歩道方面に方向転換。

IMG_8731.jpg

住宅地の斜面にもノリウツギが咲いていた、花を見るといつもの散歩感覚になり、カメラを持つ手も軽やかになる。

鳥原川の川べりを歩いて自宅へ帰る事にした。

IMG_8788.jpg

ツルボが咲き出していた、この野草も大好きだ。

IMG_8789.jpg

ヤブランと同様に密集して花を咲かせる、ツルボだらけになるのも遠くはない。

IMG_8746.jpg

川べりはハグロトンボの縄張り、感覚を置いて何匹も見かけた。

IMG_8792.jpg

ヒラタアブが飛び交い

IMG_8794.jpg

ヤマホタルブクロの残り花に嬉しくなる、朽ちた煙突や建屋を撮るよりも、やはり自然の被写体がmarukeiに向いている。

少し広い川の流れにギンヤンマが飛んでいた、トンボの飛翔撮影に挑んだ、成功した試しがない。

ginyanma.jpg

フレームに入れるのが精いっぱい、こんなもんだろう、翅の輝きが美しい。

暑さに負けずに歩いている、ビールを美味しく飲みたいのは否定しないが、やはり健康第一。
そして被写体を探して歩く楽しさが何よりも好きなんだと思う毎日である。

コメント