久しぶりの地を歩く

混雑の岩屋堂は敬遠、しかし、毎日のように森に出かけるのもはばかれる。
歩く場所を思案していた時にふと思い出した、1年近く訪れていない場所があった。

瀬戸の奥、上品野地区の山裾、中洞だ、3年前、岩巣山のバリエーション登山ルートを探して彷徨していた。
そして難儀な道をようやく降りてたどり着いた場所、それから幾度か訪ねていたが、ここ一年近く来ていなかった。

IMG_1934.jpg

東海北陸自動車道、瀬戸品野ICの直下、送電鉄塔163号への道は確保されている様子だったが
岩巣山へ至る道は強烈な藪に戻っていた、秋が残る静かな山裾、当時を思い出しながら暫くたたずんでしまった。



いつもの散歩道は11月末までは混雑する、畦道を見ながら中品野に向かった。

IMG_1920.jpg

ホトトギスが咲き残る細い路地から井山の里へ歩いた、曇り空の寒い日だった。

IMG_1923.jpg

枯れかけたススキが曇り空に寂しさを醸し出す、「昭和枯れすすき」の哀れな歌を思い出してしまった。

IMG_1925.jpg

国道363号に出てIC方面に向かう、岐阜県土岐市は前方の山向こう、ここは県境に近い里。

           IMG_1928.jpg

暫く国道を歩いて、途中から中洞の山里へ向かう路地に入る、瀬戸の奥らしい風景。
川が流れ、車1台がやっとの細道、それぞれの家に繋がる橋が景色を和ませる、ここも製陶所の里。

IMG_1929.jpg

型から出たばかりの焼き前の陶磁器が並ぶ光景、大きな製陶所ではないが瀬戸物で生計(たつき)をたてている。

IMG_1937.jpg

百舌鳥の高鳴きを聴きながら山裾に向かう。

IMG_1931.jpg

高速道路をまたぐ鉄塔群が見えれば目的地は近い、強烈な上り坂がまっている。
見えている奥の鉄塔が165号、手前が163号、この165から163までが難路だった。

IMG_1933.jpg

保守員しか寄りつかない場所、163号までは下草が刈られていた、それでも迷わぬようにピンクのリボンがある。
3年前、くたくたドロドロになってたどり着いた場所、余りにもみすぼらしい姿に畑の住民に声をかけられた思い出の地。

ルートがある尾根筋には藪を漕いで這い上がらなければ行けそうもない、あきらめて戻る事にした。

IMG_1945.jpg

帰りは遠回りして川沿いの土手道を歩いた、秋が深いのに春の野草たちに癒されながらの歩きだった。

IMG_1924.jpg

サギゴケが一輪狂い咲く。

IMG_1943.jpg

オオイヌノフグリも一輪狂い咲く、もう驚かなくなった秋に咲く”春の野草”

IMG_1953.jpg

極めつけはヒメオドリコソウ、これには驚いた、どれほど暖かいのだろうか。

IMG_1944.jpg

北風にそよぐニガナを撮ったら国道経由で井山の里へ向かうことにした。

IMG_1950.jpg

里では紫色が美しい”アメリカイヌホウヅキ”が咲いていた、そして・・・

IMG_1952.jpg

もうこんな季節なんだ、お年寄りの施設前に飾り付けられたリボンとベル、クリスマスは遠くない。

ふと用事を思い出した、歩き始めて2時間も立っている、買わなきゃいけない品物があった。
戻ってコンビニに行けない事は無いのだが6km以上歩いていて少々つかれていた、真っ直ぐ自宅に戻って
車で買い出しに行った、前半はノンビリ、最後は慌ただしいウォーキングになってしまった。

コメント