カサコソ音に足は弾む

いつもと違う逆回りの周回5、5kmの森の道。

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静かな空間に「カサコソ音」だけの世界・・・自然に弾む歩みの足、初冬の海上の森歩きだった。



長い歩きを散歩に混ぜることは身体にも良い、この時期に海上の森へ出向けば野鳥に気がいってしまう。
野鳥があまり出てこないルートで歩けば目的が叶えられそうだ、駐車場から海上の里へ向かった。

寄り道せずに里に近づいた、後ろから「ペタペタ」と森の道にそぐわない足音がする、追い抜かれた。

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年端も行かぬ10代の若者だった、”甚平”、”はだし””ゴムのサンダル”、この寒空に何処へ行く。

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この日は一匹だけだったが、”ニャン相”の悪い外猫がいつもの場所でお出迎えだった。

甚平の若者は里の人ではなかった、彼はサテライトを横目に見てひたすら歩いて行った。

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冬枯れの里は誰もいない静かな里だった、珍しくサテライトにもハイカーはいなかった、前方の彼とは100m開いた。

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海上池にも寄らずに歩き続ける森の道、気持ちが良い!、先んずる彼のサンダルの音が小さくなってゆく。

5差路に到着、右は物見山へ続く林道、真っ直ぐは山路の森方面、左は長い中道、どちらにも彼は見えなかった。

沢を渡る橋から杣道に入った、篠田池に向かうショートカット道、山道らしくなる。

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少し登れば檜の人工林帯となる、光が木の間から漏れ入る美しい林、こんな光景が大好きだ。
小さな峠から降って沢を渡渉して外周道路と合流するが・・・。

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大の苦手な区間が待っている、短いが丸太を渡る湿地帯、滑る丸太が苦手だ、捉まる木も無い。
そろり、そろ~り・・・一度滑ったが事なきを得て外周道と合流して安堵した。

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海上の森で一ヶ所しかない”モミジ路”も落葉していた、落ち葉の道を気持ちよく歩く。

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篠田砂防池に寄り道、水の少なくなった静かな池でお茶休憩、本日の初休憩だ、良く歩いた。

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篠田池から四ツ沢に向かう道端に残りの紅葉を楽しめるモミジが一本あった、逆光で美しかった。
野鳥の声にも反応せずに歩いた、”我慢我慢”、本日は歩きがメインと言い聞かせながらだった。

四ツ沢に到着、駐車場までは短い距離だ、歩き解放、散策モードで向かった、そしてご褒美登場。

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ルリビタキのお嬢様が登場、枝被りだったが愛くるしい姿が撮れた、ありがとう!

駐車場に戻ったら早速に警告にやってきたのは、駐車場の主。

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ジョウビタキのお嬢さんに”直ぐに帰ります”と、一言語りかけて車に乗った。

ところで、5差路からは甚平の彼に会うことはなかった、免許証も持つ年齢よりも若いはず。
駐車場には車もバイクも自転車も無かった、彼は何処からきて何処へ向かったのだろう、少しだけ気になった。

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