「雨粒きらら」

夜半から猛烈な風と雨、大雨洪水警報の出た昨日、ようやく”春一番”が吹いた。

「雨音はショパンの調べ」、大ヒットした昭和の名曲、♪Rainy Days 断ち切れず 窓を叩かないで・・・
ユーミンの日本語歌詞、悲しく淋しい恋の歌。

marukeiの場合は「雨音は子守唄の調べ」である、小学生のころ、兄の嘘を信じた亡父
認めないmarukeiに対し、猛烈な怒りで”出て行け”、金もない、あてもない、裏の小屋に閉じこもった。

ウスや漬物樽などが雑然と置かれた小屋内部、小さな隙間を見つけて潜りこんだ、外は雨になった。
トタンぶきの小屋、雨音が窓やトタン屋根を叩く、心地よい音に夕方前に眠ってしまった、目が覚めたのは翌日だった。

大騒ぎだったらしい、それ以来、”雨音”を聴くと心や頭が安らぐようになった、「雨音は子守唄の調べ」は続いている。
昨晩も窓を叩く雨音に昔の思い出を重ねていたら”ぐっすりと眠ってしまった。

午後には南風もおさまった、いつもの散歩に出かけた。

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モミジの枝に停まった数々の雨粒・・・「雨粒きらら」の美しい世界があった。



霧がたち込めて視界は50mも無い午前中、買い物を済ませてお昼を食べてゆっくりしていたら
風が弱まって雨も止んできた、出されていた警報も解除、散歩が出来る天気になった。

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雨に濡れた畦道にはタネツケバナやオドリコソウが花を広げる、南風の影響で暖かい、汗ばむ身体だった。

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浄源寺の境内、待ちに待ったフクジュソウが蕾を持ち上げていた、2~3日で開花しそうだ。

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雨は花たちの色彩を豊かにしてくれる、くすんでいた椿の花も少しは元気になった。

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ソシンロウバイも雨粒を抱えてシットリと美しい、賑やかさが増してきた寺の境内は楽しい。
遠くでジョウビタキの声がする、静かに移動して探した。

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可愛らしいお嬢様だった、境内は♂の縄張りだったが奪い取ったのかも知れない、ヒタキは♀が強い。

岩屋堂公園から渓谷の上部まで歩いた。

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暖かいせいだろうか、流れる水が温んだように感じるのはmarukeiの心の温度かも知れない。

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帰り道、強風と雨で折れてしまった”スイセンの花”、負けずに花を咲かせていて意地らしい、さらに綺麗に感じた。

ザワザワと風の音、北西風に変わった、低気圧が通り過ぎて寒気が入ってくる、急いで自宅へ向かった。

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伊吹山の山頂に雲がかかる、雪が降っているだろう、新雪で覆われた山肌が寒そうだ。

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有刺鉄線に上手に停まるホオジロも北西風に寒そうだ。

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北西から黒雲が早い速度で押し寄せる、急激に温度が下がってきた、熱いコーヒーが飲みたくなった。

幼いころの体験は年老いても身体や脳が覚えている、、不思議なものだ。

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