「おにぎりさん」と呼ばれた日

天気が良いと雪山が見たくなる、迷うことなく車を走らせて多治見市笠原潮見の森に向かった。
期待した高山の雪山の展望は叶わなかった、少し歩こう、往復2kmの大洞池まで歩いた。

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幼子を伴った若いお母さん方が次々に池方面から戻ってくる、ダッコをせがむ幼子、遊ぶ幼子。
道端で遊んでいた4歳くらいの男の子がmarukeiを見て”敬礼”をしてきた、marukeiも”敬礼”で応えた。

「おじさん、と、呼んでいい」、男の子が言う、「70近いから爺さんでいいよ」と、marukeiが答えた。
じぃ~っとmarukeiを見ていたが突然に「おにぎりさん」だと言ってほほ笑む、お母さんは困り顔。

最近刈り上げたゴマシオ頭が”おにぎり”に見えたのか?・・・「お昼は何食べた」と聞いた、「おにぎり」と答えた。
ハンバーグも食べた、”おにぎりさんは”と聞かれたので”カップヌードル”と答えたら大いに喜んだ4歳児。

別れの時、バイバイと言ったら、「カメラおにぎりさん、バイバイ」、お母さんも微笑む・・・。

”ほっこり”とした時間を4歳児から貰った、誠に嬉しい散歩となった。


雪の御嶽、白山などを期待して向かった潮見の森、まずは山頂公園前の薬草園に寄り道。

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咲き出した”キクバオーレン”を楽しんだ。

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セリバオーレンとの違いは葉にあるらしいがわからない、この地に咲くのは”キクバオーレン”としか知らない。
他の野草は咲いていない、野鳥もいないので山頂公園に向かった。

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山を見るなら午前中が良い、天気は良いが午後の霞でぼんやりとしか遠望できなかった。
御嶽も白山も見えず、かろうじて中央アルプスの真っ白な峰々が遠望できた。

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近い恵那山、雪解けが進んでいる、まだらな雪の山塊だった、山の春も近いのだろう。
展望台を降りて大洞池に向かった。

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青空にミモザの黄色の芽が膨らむ。

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藪生活から脱却したホオジロが枝で囀る、そろそろ相方募集の時期だろう、美しい囀りだ。

ぞろぞろと若いお母さん方が歩いてくる、幼子を連れている、挨拶を交わしながら歩いた。
そして「おにぎりさん」と呼ばれた幼子との交流もあった。

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大洞池はカイツブリの鳴き声が響く静かな池だった。

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離れている相方と鳴き声で確認するカイツブリ、鳴き声を聴くのは初めてだった。

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キンクロハジロのつがいが休む、池にはこの2羽とカイツブリ2羽しかいなかった、静かな時間を楽しんだ。

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ルリビタキのお嬢さんもお出まし、贅沢な時間を味わった。

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可愛いエナガが飛び交う帰り道。

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おおらなか自然に抱かれる幸せを感じながらの1kmは短い距離に感じた、帰るのも残念だ。

車での帰り道なのでいつもの池に寄り道した、カモ達の数が極端に少なくなっていた。

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コガモが遊びに来ていた、この池にはシーズンに1~2回しか遊びに来ない、良い日に寄り道した。

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オカヨシガモが泳ぐ水の軌跡を眺めながら幼子を思い出した、「おにぎりさん」・・・素敵な呼び名を貰った。

自宅に戻って妻に話した・・・それ以来、「おにぎりさん」と、にこやかな顔で妻に呼ばれこともある、複雑な気持ちだ!

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