海上の森で「シュンラン」彷徨

春に咲く野生蘭、季節になれば愛でなければならない花でもある「春蘭」。
愛知県森林公園植物園なら咲いている、場所もわかるが海上の森で愛でたことが無かった。

場所もわからない、盗掘される可能性もあるので写真は掲載されるが場所の特定などはとんでもない。
ある程度の当りをつけて彷徨い覚悟で出かけた。

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”運が良い”、見つけられなくて彷徨った6km以上の森の中、あきらめて帰る途中で出会った
森の先達Sさん、そして咲いている場所で待っていてくれた品の良いオバ様、ただただ感謝でいっぱいだった。


大体の当りをつけて森の中に入った、勘は良かったが葉は在ったが花も蕾もなかった。
あちらこちらを探したが見つけられない、歩き回って反対側の吉田川沿いに向かった。

ここでも探せないので海上の森センターに出向いた、県のスタッフさんに尋ねてみた、微笑んで応えてくれた。
今朝も探して森を歩いたが今年は一株も見ていないという・・・昨年に見た場所を教えてくれた。

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クロモジが咲き出した川沿いを歩いて教えて貰った場所まで歩いたが、影も形も無かった。

5差路から等高線を歩いたり森の出口付近を探したりした。

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沢沿いでは”シデコブシ”が咲き出していた、本物の自生のシデコブシ、愛知万博の会場変更は
このシデコブシ保存とオオタカの営巣保護の為だったと聞いている、今年の開花は遅れているらしい。

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マキノスミレを見つけた、シハイスミレとの区別はつきにくいがマキノスミレだと思う、儲け物のプレゼントだった。

等高線を歩いたり、沢沿いを歩いたりしたが見つけることは出来なかった、2時間彷徨った、あきらめて帰りに着いた。

途中で森の先達であるSさんに出会った、それなら昨年に写真に収めた場所まで案内してくれることになった。
森に戻った、しかし、その場所は人が立ち入れる場所ではなかった、カメラの望遠で丹念に探していたら
突然に後ろから声がかかった「珍しいものでもあるのですか?」、登山服姿の品の良いオバ様だった。

「シュンラン」を探していますと答えたら何と!、一株ありましたと返事があった、場所は自信が無いと言っていたが
ある程度の場所を言って歩いて行かれた、我々も遅れてその場所まで行ってみた。

帰ったと思っていたオバ様が待っていてくれた、そして指さした茂みの中に咲いていた。

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「シュンラン」だった、嬉しや!、2時間以上彷徨ったのが信じられない場所だった。

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独特の形の野生の蘭だ。

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Sさんに出会ったのも”運”、オバ様に声をかけられたのも”運”、自分では探せなかったが目的達成だった。

センターの職員さんが言っていた、今年の海上は春が遅い、昨年からみて一週間以上遅れているらしい。
これからが楽しみだ、シュンラン探しは夏鳥が渡って来る前に探してみようと思う。

オバ様に丁寧にお礼を申し上げた、微笑んで帰って行った、写真を撮ってSさんと一緒に帰りに着いた。

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ヤマウグイスカグラも緑の葉と花数を増やしていた。

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市道の斜面に”椎の実”が芽吹いていた、可愛らしい発芽だ。

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落ちたドングリが発芽している、何とも微笑ましい景色を見ながら駐車場に戻った。

長い距離を彷徨った、運も味方して「春蘭」も撮影できた、心地よい疲れとともに帰る事ができた、”感謝!”

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