旅の記録ー最終回

眠れない夜を過ごし、しっかりと朝ごはんを食べればmarukeiを待つ友人夫妻の所へお邪魔するだけ。
この旅一番の嬉しい予定だ。

盛岡駅に近づいたら”それはそれは美しい百名山、岩手山”が車窓からお目見えだった。

IMG_4200.jpg

雄大な山容、”岩手富士”とも呼ばれる、かの石川啄木も宮沢健二もこの山に親しんだのだろう。

しか~し、この後3時間近くの地獄が待っていた。



心がはやるのか、1時間前に八戸駅に到着、30分前に改札を抜けて休憩所で一休み・・・
とはならない、小さな子供を3人も連れたお母さんがやってきた、満席状態、皆さん見て見ぬふり。
marukeiと隣の若者が席を譲った、外へ出たら・・・”寒~い”が何やら暖かい?

IMG_4192.jpg

なな何と!、大きなヒーターが外のベンチを温めている、”やるねJR東日本”

定刻通り発車、車窓から外を眺める、そして雄大な山を見てカメラを取り出した。

IMG_4196.jpg

山好きなmarukeiには最高の被写体、デッキに向かって10枚くらい写しまくると盛岡到着だった。
隣席の方はここで降りた、”こまち号連結”で9分停車、ここから地獄が始まった。

*(お断り:本内容は決して女性蔑視をするものではありません)

75~80歳前後のお婆ちゃんが隣席に来た、洒落た洋服、ブランド物のバッグ。
座ったとたんに強烈な香り、猛烈に香水の匂いが鼻をつく。
 (今まで経験したことの無いような強さだった)

そして貧乏ゆすりも激しい、カツカツと靴底が鳴る音も耐えられない、お年寄りを怒るわけにも行かない。
仕方がないのでデッキに立ったりして過ごしたが座らないと持たない、決心!

ティッシュで鼻栓を作って両方の鼻の穴に詰め込んだ・・・まるでヒョットコ、通りかかる人は怪訝な顔をする。
少しはましになったが辛さは変わりなかった、大宮に到着したら後ろの席が空いたので移った。

”大変でしたネ”と隣席の人、解っていたみたいだ、後ろの席でもキツカッタらしい。
東京駅に着いたので思い切ってお婆さんに一言。

「公共交通機関に長く乗車するときは香水の強さなどにお気を使ってください」と・・・

香水地獄を脱出して東海道本線の熱海行き乗車・・・混雑、グリーン車に乗れば良かった(\980で楽を買う)。
揺られて1時間。

IMG_4202.jpg

酒匂川を超えれば小田原、小田原から湘南の海を眺めながらの乗車。

IMG_4204.jpg

ぼんやりと真鶴半島が見えれば目的地はすぐそば、湯河原の友人ご夫妻が住む地だ。

IMG_4207.jpg

友人宅は湯河原より真鶴駅の方が近いと言われたの下車、ローカルで味わいのある駅だった。
名前を呼ばれた、奥様がお出迎え、嬉しい、嬉しい何十年ぶりの再会、奥様も嬉しそうだった。

車に乗せられて向かった先は・・・”畑”

IMG_4208.jpg

ご主人以外にもう一人、知らないオジサンかと思ったら友人だった、わざわざmarukeiに会いに来てくれていた。
サプライズで内緒にしていたらしい、思い出すのに少々の時間はかかったが無事に再開を祝しあった。
畑の説明を聞いていても上の空・・・雑草が一杯、そして・・

IMG_4212.jpg

春の使者み~つけた!、今度来るときは農作業の手伝い必須らしい、長靴、作業服は準備完了らしい。

夕食前に男3人で町営温泉で一風呂浴びることになった、その前に湯河原幕山公園の梅見散策実施。

IMG_4215.jpg

素晴らしい!、まだ3~4ぶ咲きだが美しい。

IMG_4218.jpg

しだれ紅梅も見事。

山裾の散策道を気持ちよく歩く。

IMG_4216.jpg

IMG_4219.jpg

出店もあった、顔なじみの友は少々無理を言っても大丈夫、格納した箱からヤリイカの一夜干しを購入。
町営温泉は極上の湯だった、戻れば直ぐに宴会開始。

採れたて野菜、特に水菜と九条ネギのシャブシャブは絶品を通り越す美味さ、購入した一夜干しも絶品。

結果、一夜の記憶が無くなってしまうほど酔ってしまった。

  ”嬉しいネ、友は本当に・・・嬉しいネ!”

翌日は超二日酔い状態、熱海からの”こだま号”はゆりかごだった。

重たい背中も軽くなった、そして何よりも友人夫妻と知己の友と過ごした時間が飛び切りの幸せだった。
 
 ”やはり終りよければ全て良し”、良い旅になった。
  • カテゴリ:その他
  • コメント:4件

コメント