海上の森 篠田池 (後編:蝶と昆虫)

幼いころ大好きな昆虫や蝶を追いかけまわしていた。
学校から帰ると小さなタモを片手に日暮れまで採集していた、見かねた養母は貧しいながら
標本セットを買ってくれた、防腐液と注射針がついた小さなセットだったが嬉しくて夢中になって標本を作った。

そのうちに夏になると家中に”セミ””蝶””カブトムシ””クワガタ””トンボ””カミキリムシ”が飛び交い始めた。
当然ながら強烈なお叱りを受けて家に成虫や幼虫の持ち帰り厳禁となってしまった。

登山や散歩を通じてレンズで捉えるたびにその記憶がよみがえる、歩きながら探すようになった。
この日も蝶や昆虫を探しながらのウォーキングだった。

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四ツ沢で草むらを探していたら”ツユムシ”がいた、懐かしい、キリギリスの仲間、地味だが良く鳴く。
家で飼っていたこともある、何匹も虫かごで飼っていたことを思い出す。



蝶探しが散歩の目的だったが、見知らぬ爺様から逃れるために歩くはめになった。
蝶にこだわらずに探しながら歩く森の道、実に清々しい。

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たぶんアカサシガメだと思う、カメムシの仲間、昆虫や毛虫の体液を吸って生きている。

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オオクモヘリカメムシ、こやつはもの凄く強烈な臭いを発するらしい、クワバラ、クワバラ、遠くで写したら去ります。

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木の上から飛んで落ちてきた、大きい、50mmもあろうか、ヤブキリだった、これもキリギリスの仲間だ
ここ何十年も見ていなかった、名前も思い出せず、後で調べて納得。

篠田池に向かう途中から昆虫や蝶はいなくなった、草が少なく灌木が多いせいだろう。
周回道へ入ると湿地手前で蝶やトンボがお目見えする。

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 <アオイトトンボ>

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我が家に鉢植えでスクスク育っているツマグロヒョウモン蝶、これは♂の個体、裏羽も綺麗な蝶だ。

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大型のヤマサナエ、蜘蛛巣をものともしない動力に驚いた、ジョロウグモくらいの蜘蛛巣でなければつかまらない。

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ヤマトシジミがいた、里の蝶だ、森の中にいるのは珍しい、綺麗な薄茶色、表はブルー、好きな蝶だ。

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 <チャバネセセリ>

湿地をまたいで檜の人工林の中を歩いて林道へ合流する手前の草付きで弱々しく飛ぶ蝶がいた。
右の羽が欠けている、フラフラと葉にとまった。

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ウラゴマダラシジミだった、ミドリシジミ科、表羽は綺麗なはずだが写せない。

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marukeiにとっては珍しいシジミ蝶と言ってよい、この2年間で一度も出会ったことが無かった。

爺様から逃れて長距離を歩くはめになったが”お宝特典付き”だった。


「marukei観察日記 6月14日」

・ツマグロヒョウモンのサナギが4体になった、毎日1匹が脱皮している、サナギに蟻が乗っかると
 ブルブルと震える、中で成虫になろうとしている、羽化を待っている

・鉢植えの陰のコンクリで幼虫1匹が絶命、鉢から落ちて登れなかったのだろう
 わかっていれば助けられたが裏のみにくい場所だった、日干し状態だった・・・合掌!

・大きいのから小さいのまで13匹も残っている、毎日の世話が大変だ。(世話は落下した幼虫を戻す作業)

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