かくれんぼだったら可愛いのに・・・

酷暑が戻ってきた、今日はうなぎのぼりに気温上昇、玄関のドアの取っ手が熱くて触れないほどだ。

先日、久しぶりに田んぼ経由で近くの小さな路地を歩いた。

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雀のかくれんぼではない、黄金色になりかけた稲穂の間はそうましい、チュンチュン・・数百匹は隠れているのだろう。
据え膳だ、彼らは嬉しい悲鳴、田んぼの持ち主は・・・”悲鳴”



畦道巡りではなく、品野の細い路地を歩く、ここは華々しい陶磁器産業の隠れた部分を見ることができる。

街の店には所狭しと陶磁器がならぶ、陶芸の里では”ロクロ”から職人の手によってひねり出される
茶碗や皿、ギャラリーでは陶工の品々、芸術作品が並ぶ、みんな表が見える作業であり当然である。

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原材料工場、粘土やセラミックの原料を担う、出来そこないの碍子などを砕いてリサイクルで原料をも造る。
見ての通り3K職場、灰色の粉じんばかりの工場である、これが無いと陶磁器の基が無い。

昔々は瀬戸の町の病気に”川崎病”があったらしい、原因は圭砂(原料)などの粉じんの影響が大であったとか。
今は環境も改善されたのかその話は聞かない。

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路地には小さな窯元が軒を連ねる、大抵はガス窯で焼く、おおきなLPガスのボンベが複雑に繋がれて幾何学的模様をなす。

路地の行き止まり。

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家族でやっているのだろう絵付けと焼きの作業場の煙突が奥に見える、無操作に放り出された釉薬のタンクなどが
雑然と積み上げられていた、陶磁器産業の末端を垣間見た。

違う道を戻る、こ洒落た工芸作業場の脇を歩いた、大きな水がめに睡蓮の葉。

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グリーンのシャワー栓のごときに”小さなオッパイ”がならぶ、こちらも自然の芸術だ。

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水瓶にメダカが遊ぶ、品野は良い町、アクセクしない生活臭いが心地良い町だ。

帰り道に田んぼに寄った、雀達はまだいるのか?

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ムムム・・・数が増えていた、彼らの喧騒を聞きながら歩いた、岩屋堂へ向かう車がひっきりなしに通る。
そうか、まだ夏休みだ、子供たちは夏真っ盛り、カメラを収納したらまっしぐら、わき目もふらずに家路についた。

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