静かな森の野草

いつ行っても人とすれ違うことの無い森。

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ガマズミの真っ赤な実は秋が来たことを教えてくれる、風の音もない、我が足音と草カムリの道の雑草たちの
踏まれたがう音だけだった。



山路の森(猿投の森)を歩こうと思った、静かな森を歩きたいと心が言っていた。
海上の森と山路の森の接点に車を置いて歩き出す、そしていつもの分岐から森に入る。

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一面に群生している”冬イチゴ”、花は殆どが終わって結実を迎えている、たった一輪だが咲き残っていてくれた。

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歩き慣れた遊歩道は快適、でも此処までだった、尾根が終わって間道に入った途端に草茫々・・・

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ツルリンドウが低木に絡み付いて咲いていた、この森は野草の少ない森、これだけでも満足だ。

踏まれていない間道の難敵は蜘蛛の巣、対策として細い竹竿を持ち出して払いながら進む・・・しかし
足元の蜘蛛の巣は見えない、気がつけばズボンの裾に蜘蛛巣と雑草の種がまとわりついていた。

林道と合流したらズボンの清掃、屈んで丹念に掃除するだけで疲れてしまった。
赤猿峠入口で東海自然歩道と合流、アキチョウジが咲いている場所までと決めて猿投山方面に歩いた。

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オトコエシが咲いていた、折れ曲がった場所をテープで補強されていた、こうして見られることに感謝した。
雲興寺ルート合流200m手前の路傍にお目当ては咲いていた。

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アキチョウジ、この野草も大好きである、エンコグサにも似ている、姿も色彩も好みの野草を愛でたら引き返す。
帰りは林道歩き、日当たりも良いので野草の種もグンと増える、歩くスピードも落ちる。

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ヒヨドリ草も今が盛り。

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春に楽しんだチゴユリが濃い紫の実をつける。

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ニガナも相変わらず元気だ、春から晩秋まで森を彩る野草。

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ヒヨドリジョウゴが咲いていた、この山域で見たのは初めてだ、楽しみが増えた。

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ママコノシリヌグイ・・・可愛い花、しかし名前は良くない、語源を調べてみたが・・こちらもかんばしくない。

時計をみたら午後3時半を回っていた、2時間以上も森を彷徨っていた。
この森の居心地は良すぎる、静けさを求めたくなったり、鉄塔ピークへ登ったり、猿投山西尾根を歩いたり・・・
冬になれば訪れる回数が増える、何よりも自宅から極めて近い、少しルンルン気分で車に戻った。

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