残夏

森の枝が途切れた空間から強い日射しが注がれる。
直線的に差し込まれた光は滝のしぶきをプリズムに変える、七色に輝く光の芸術。

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ある角度でしか虹は見えない、光の角度によって波長が消されてしまう、見える一点の場所にたたずんだ。



夏と見紛うかのような空と雲。

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盛夏に咲き誇る花もわずかながら健在、蜜を求めて昆虫が集う。

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数輪咲き残った”ボタンクサギ”にホシホウジャクが数匹まとわりつく、ホバリングは専門なのだ。

陽射しの無い林と渓谷沿いの道は涼しい、滝までくると明るい太陽の恩恵を受ける。

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虹を見ながら物思いにふける。
水除けに置かれている砂袋にウラギンシジミがやって来て羽を広げた。

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この蝶は成虫で越冬するらしい、11月に入れば気温も更に低くなる、彼らも越冬準備に入るのだろう。

残夏のような天候、夏日の気温が頷ける、しかし、季節の移ろいは正直だ。

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木の葉が教えてくれる季節の移ろい。

風が強い、夏日の気温だが風が吹けば肌寒い、帰りは強くなった風に向かって歩く。

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強風に毛を逆立てて揺れる枝にひっそりと雀・・・なんだか寒そうだった。

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空と気温は残夏の様相だが、ウメモドキの実と弾けた殻、そして鮮やかなオレンジ色が秋を告げてくれていた。

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