気になる木

海上の森に一ヶ所だけモミジの美しい場所がある。
数年前に訪れた時に素晴らしく美しいモミジのトンネルの前に枯れかけた木があった。
葉もない、当然に紅葉も無い、老木が寂びそうに枯れ枝をさらしていた・・・・。

良くみると枯れた老木の節目から新しい若芽が出ていた、とても気になった、それから毎年にそこを訪れた。

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その時から数年経過、今年も行ってみた、若芽が育って素晴らしい紅葉を魅せてくれた。
年々に若枝が育つ、そして不思議なのはこの木だけが紅葉が極端に早い、若さだろうか。

自然の生きようとする姿に感動、このままで良いから毎年に綺麗な姿を魅せて欲しいと願った。



海上の森は自然の宝庫として有名だが、紅葉で検索してもたいしてヒットはしないだろう。
極端にモミジが少ないのだ、しかし一ヶ所だけ山モミジの美しい場所がある、そこに気になる木もある。

目的があるので足取りも軽い、里の紅葉はまだまだ、しかし、気になる木は美しく紅葉していると信じた。

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駐車場から四つ沢に向かう市道沿いにセンニンソウの綿毛がホンワカと主張する、暖かい気分にさせれる。

篠田砂防池方面に道をとる、少しの登りをゆっくりと進む。

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午後の光りに輝くムラサキシキブの実を見つければ撮影休憩、構図を考える広さは無い。
お茶を口に含んで、それでも努力して構図を考える、結果は・・・こんなもんだ。

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傾斜は少しの間だけ緩んで森の道らしくなる、気持ち良い、静かさの中に身を置くと何も考えなくなってしまう。

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篠田砂防池に到着、何もない静かな池、これでいい、静かさを満喫できれば良い、何も考えず佇むmarukeiだった。

池を後にしたら”気になる木”を見に行く、海上の森外回りの道、モミジが多くなる。

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予想通り、紅葉には程遠い山モミジ道、しかし”気になる木は早い”、急ぎ足になった。

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遠くからでも見えていた、枯れかけていた老木が左右に美しい色を広げていた。
木の中ほど、少し上部、など等、若い枝が育って若葉を秋色に染めていてくれていた。

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訪れて満足、素晴らしい色彩、此処だけが秋色に染まったいた、ありがとう”気になる木”。

しばらく見惚れたら帰る、いつもなら先に進むが来た道を戻った、余韻を求めたかったのかも知れない。
四つ沢で冬鳥を待ったみたが現れることはなかった、代わりに高鳴きしてくれた野鳥。

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百舌鳥が嘴を開いて忙しく高鳴く、秋から晩秋、そして冬に至るまで百舌鳥は里と森の鳥。
時は当たり前に・・・そして季節通りに移ろう、期待通りの結果に心が満足、一番見たい紅葉を愛でて幸せだった。

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