「夕陽のタキちゃん」

このところの昼寝の癖が治らない、この日の目覚めは午後2時過ぎだった、身体が重たい
意を決して起き上がって支度をして散歩にでたのは午後3時を過ぎていた。

町内の道だと20分もかからずに散歩が終わってしまうので最近少し刈られた雑木林を抜けて歩いた。
その場所は昨年の”タキちゃん”の縄張り、誰もいないので大きな声で”タキちゃん”を呼んだ。

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覚えていてくれたのだろう、暗い雑木林から目の前に来てくれた、暗いので写せないヨ!と、声をかけたら
近くの電線に移った、つるべ落としで西に傾いた夕日に染まった”タキちゃん”とお話しすることが出きた。



町内の道を化学工場に向かって歩を進めた。

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22度を超えた好天、暖かい、熟した渋柿の実と青空、秋の太陽も眩しい。

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灌漑池の埋め立ても進んでいた、約半分が埋め立てられた、一時避難所になると言う。
この池は鴨達の安らぎの池だった、沢山の種類の鴨がやってくる池だが今年は見られない、残念だ!

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化学工場の高い煙突から薄い煙が風に流れる、南東からの風、暖かいはずだ。

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空高く旅客機が飛行機雲を引きながら飛んで行く、望遠でみたら外国の旅客機だった。
旅心を誘う光景・・・見えなくなるまで眺めていた。

狭い工場の脇を抜ければ雑木林、少し刈られてはいるが藪状態は変わらない
問題は草の種・・・ビッシリとジャージに捕り付く、抜けたら取れば良い、雑木林の中で蠢く野鳥集団。

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”アオジ”だ、渡って来た冬鳥第二弾、藪にもぐったりしながら餌を啄む。

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冬が来るんだ・・・毎日のように当たり前に見られる冬鳥だが一年ぶりだと尚更可愛く見える。

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今年も宜しく、楽しませて下さりませ。

雑木林を抜けたら”種落とし”、いやはや・・・両のズボンが種だらけ、時間をかけて取ったつもりだった。

池の奥を往復した。

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ツルウメモドキの実が弾ける、秋を感じる、緑の葉に黄色、赤、橙の色が映える。

戻って池を見つめていたら美しい色の蝶が目の前にいた。

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ルリタテハ蝶、表羽が美しい蝶、成虫越冬して春一番に飛び交う、光を受けて鮮やかだった。

ソーラーパネル基地で”タキちゃん”の縄張りが減った、昨年に一番出会った場所に行ってみた。
そして呼んだ、「タキちゃんmarukeiだよ、出ておいで」・・・何度も声を出した。

”タタッ!、タタッ!”と独特の声が聴こえて目の前に飛来したタキちゃん。

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覚えていてくれた、嬉しい、愛くるしい目で首を振る・・・いやぁ~”可愛い”

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目の前で枝を移る、しかし逆光、そして暗い雑木林、シルエット状態の画像にしかならない。
DPP処理をしてようやく見られる程度、再度に声をかけた、明るい場所に移って頂戴。

彼女はわかったのか少し先の雑木林がきれた場所の電線に移ってくれた、ありがとう!

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じっと夕陽を眺めるタキちゃん、西日に染まる・・・美しいと思った。
何度も何度も声を出して話しかけた、首を振り振り遠くを見つめていた、marukeiが帰る時もそこにいた。

秋の陽射はつるべ落とし、時計をみたら午後4時半を過ぎていた、アオジやジョウビタキに遊んでもらった。
家は直ぐ近く、嬉しさで帰りの足は軽やかに動いた。

散歩の衣服は汗をかくので妻が直ぐに洗濯機に入れてくれる、”お父さんお土産”と言った妻・・
ズボンの裏に数珠つなぎの”草の種、ドロボー”がびっしりとついていた、”ゴメンナサイ”。

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