遠回り

「遠回り」、実に響きが良い、少々悪い事にも使われるが総じて良い事の方が多い。
例えば・・・大好きな恋人を送り届ける道が終わりを告げようとしたとき、回り道をしてまで一緒に居たいと
思うのは当たり前、「遠回りして帰りましょう」、なあ~んてネ!

妻が明日のおやつが無いと言うことを耳にとらえたmarukei、ザックを背負えば買い物に歩くのだと知れてしまう。
買い物袋をポケットに忍ばせて外に出た、雲も多いが暖かい午後、「遠回りしたくなった」。

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眼下に灌漑池を見下ろし、遠くの山並みを見ながら遠回りの道を歩いて目的地に向かった。




新興住宅地を抜けて細い裏道に入る。

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陶器の原材料となる陶土の生成工場の敷地を歩く、ここは海抜200m、我が家と同じ高さであるが
南方面の見通しが良い展望地でもある、名古屋方面を眺めていたら”キラキラ”と遠くで光る光景が目に入った。

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名古屋港のレインボウブリッジと午後の光りで煌めく伊勢湾が望めた、素晴らしい!、遠回りの功徳だった。
国道へ向かって大降り、国道の手前からまたもや細い路地へ。

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品野は坂の町、通学する子供達のために整備された道もある、青空に向かって歩を気持ちよく進めた。
国道へ合流・・・大渋滞していた、紅葉で有名な岩屋堂や土岐の曽木公園、多治見方面に行く車だろう。

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渋滞の車の間を横断した、その間もピクリとも動かない、こういう時は歩いている方が優越感に浸る。(爆)

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変則交差点の横断歩道に着いた、道路を横断して真っ直ぐ進むとスーパーへ最短で行ける。
marukeiは横断歩道を渡った、小学生気分、スロープがとても有難く感じる、渡ったら90度逆方向に
歩をとる・・・「遠回り」続行。

道の駅手前で新しく出来た道に入る、標高200mなので見晴らしが良い。

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名古屋方面の展望を振り返りながら、そして眼下に見える灌漑池に股下がゾクゾク、高所恐怖症のmarukei。

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池にはヒドリガモとオオバンが編隊を組んでスイスイと泳ぐ姿を遠望できる、これも遠回りの功徳かも。

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気持ち良い青空が若い松の木の緑に映える道。

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秋色を十二単のように重ねた落ち葉の道を歩く、疲れもあまり感じない、もう4km近くも歩いているはずだ。

スーパーへ到着、甘いものと息子の朝飯ようの菓子パンを買う予定だったが・・・
広告の品の文句につい手を出し、コロッケをみたら食べたくなって、付け合せのキャベツも欲しくなって・・・

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チンゲン菜と水菜まで買ってしまった、買い物袋に入れたら腰に巻いたポーチに縛り付けて”イザ”帰りにつく。
隣の¥100ショップの前面に飾られた品々に目が留まる。

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クリスマス・・・そんな時期なんだ、季節感は自然だけではない、marukei家では縁のないグッズになってしまった。

帰りは最短、小学生の通学路をひたすら歩く、20分もあれば自宅へ戻れる。

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自宅近く、廃屋の鉄骨に絡まる蔦の紅葉、此処にも秋の終わりがやって来ていた。

腰にぶら下げた買い物袋を見た妻、大感謝されたことを報告する。

只の買い物なのに約5km以上歩いた、「遠回り」・・・響きだけではなく心地良さの余韻を楽しんだ。

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