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天生の森ハイキング前篇(森歩き風景編)

6月4日を予定していた毎年恒例の天生と籾糠山登山。
行かれた方や山レコでは残雪が多いとのレポ多数、そして白川側のR360通行止め
湿原は平日でも混雑、休日なら・・・ということで延ばしていた計画実施。


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 <ブナ尾根登山道に向かう路>

今回は山頂はパス、谷の登山道を籾糠分岐、木平分岐までピストンを予定
7時前に自宅発、3時間かけて天生峠に到着した、白川側から片側通行表示だったが
工事はされていなかった。(楽々と通行できた)

峠前から白山展望、そしてブナの森、山野草天国、以外にも好天気!
相方さんも大満足の1日を過ごせた。


瀬戸は曇天だったが白鳥からは青空も顔を出す好天気。
ひるがのSAで昼飯購入、白川郷からR360に入る、白山ビューポイントからは
雪を抱く連峰が迫力ある姿を見せていた。

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片側通行もなく予定より20分遅れで到着、協力金¥500を支払、9時40分に出発した。

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バス2台を含むマアマアの混雑だ、ゾロゾロと爺様とばあ様の後を歩く。
花が多いので立ち止まる時間が多い、特に前の爺さんはシャガム、伸び上がる・・・
そして走って前を追いかける、又停まる・・・イイカゲンにして!と言いたくなったが我慢した。

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 <路傍の花を探して・・・>

アルプスビューポイントで忙しく歩き回る爺様の奥方が遠方を見つめていた
景色がイマイチとおっしゃるので薄く見えていた槍、穂高、裏銀座の峰を教えてあげた。

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 <写真ではわかりにくいが、ボンヤリと山々のシルエットが展望できた>

一昨年に探せたノウゴウイチゴは昨年は見つけられなったので重点的に見て歩いたが
咲いていなかった、43分かけて湿原に到着、入口に熊よけの一斗缶と打撃用の木がぶら下げてある。
休んでいた爺様が思い切ってたたいた、激しい音が静寂をぶちやぶった・・・

水芭蕉とリュウキンカはほぼ終わりだった、タテヤマリンドー、オーレンは最盛期だった。

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咲き残りの水芭蕉とショージョーバカマのコントラストは中々美しい。
昨年と違いタケシマランが群生していた、小さくて撮影しにくい花だ。

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一方通行をカラ谷に向かう分岐に到着、ムラサキヤシオの真紅の色がひときわ目立つ。

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大下りして切株の道に入る、ここもほぼ花は終了していて緑だけが目立つ湿原となっている。

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最盛期は写真を撮る人で行き来が大変なのだが誰も居ない、小川を渡ってカラ谷に入る
リュウーキンカが流れの際に咲いていて美しかった。

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カラ谷はサンカヨーが最盛期を迎えていた、どちらを向いてもサンカヨー状態。

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木平分岐をブナ登山道へ向かう。

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こちらはニリンソウの畑、緑のニリンソウを探す。
ほどなく相方さんが発見、よく見るとボチボチと咲いていた。

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歩き出してから1時間少々、ブナ尾根登山道手前に着いた。
ここの空間は素晴らしい、ブナの森に抱かれた気分、そして爽やかな空気を感じる場所!

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暫くの間、マイナスイオンの恩恵にあずかった、昨年はここから山頂を目指した
残雪と急登の登山だった、今回はここから引き返す、昨年の下山路である
谷沿いの登山道へ向かった。

山野草の貴婦人、キヌガサソウを見るのも今回の目的、カラ谷では昨年から見られなくなった。
昨年は山頂から谷コースで下山する途中の谷の突き当りでしか見られなかった。
距離はあるが行くしか無いので渓谷沿いをカツラ門に向かった。

カツラ門まで少しのところで相方さんが嬉しい悲鳴!
キヌガサソウを見つけたのだ、群生していた、そして保護のため立ち入り禁止になっていた。

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 <貴婦人の群生>

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 <日の丸撮影してみた:やはり美しい貴婦人、ロングのスカートがお似合いだ>

これで目的達成、ここで帰っても良いが歩き足りないのでカツラ門へと進む。
キクザイチゲやエンゴサク、カタバミなどが歩きを停めさせる、それだけ豊富な山野草の楽園。

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 <残雪、そしてカツラ門は進入禁止>

6人が休憩中、生態系保護の目的で今年から進入禁止らしい。
残雪上に足跡多数、皆、谷を詰める登山道へ向かったいた、我々も進む、しかし、ぬかるみ状態となる。
長靴が最適、ひどくなる一方なので相方さんを待たせて先へ進んでみた。

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ワシワシと歩いたら雪を踏み抜いてしまった・・・危険!
その先も益々と残雪が多くなる、木平分岐近くまで来たが頑張って行く価値なしと判断した。

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 <残雪の木平分岐手前の谷>

しばらく佇んでいるとミソサザエが美しい囀りで岩場に降りてきた。
雀より小さく色も地味なので撮影不可だが、とりあえず連写してみたら
ボケボケだが写っていた写真があった、昔、鈴鹿の蒼滝で見て以来だ!

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時間は11時30分、カツラ門まで戻りそこで山飯を食べて下山することにして
待たせている相方さんに向かう、途中、ジジババ6人が登ってきた、そしてこの先は?
と聞かれた、どこへ行くのか尋ねたら”山”とブッキラボーな答え!
行ったことも無い、登山道が解らないので私に尋ねたらしい。

このさき残雪の谷を詰めれば分岐、分岐を右折して尾根に登れ、時間は40分以上見て!
尾根と合流したら案内がある、そして残雪の谷を越えるので・・・やめたら!と言った。
どうみても山頂までは1時間30分以上、いや2時間近くかかりそうな感じだ。
それでも行ってしまった。

さて山飯だ!本日も質素だ!

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 <鱒寿司オニギリ、ミックスサンド、フランクソーセージ、バームクーヘン>

昼食中、長靴、ジーパン、専用カメラザックのおっちゃんが到着、ウロウロ
私たちを気にしながらウロウロ、そして渓谷におりて侵入禁止の反対側から侵入!
ネーチャー写真家も地に落ちたものだ、情けない、それほどまでしてアングルが欲しいの?
(ほんの一部の悪い人だと思いたい)

本日はPM5時までに自宅へ戻らなければならない、1時30分を目安に下山開始。

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順調にカラ谷に到着、湿原は時計方向に残花を探しながらノンビリと進んだ。

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 <水芭蕉とリュウキンカ>

そして終わっていたイワナシが少しだけ咲き残っていた、嬉しや嬉しや!

イワナシ

午後の湿原は何となくさびしげに写った。

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 <寂しげな午後の湿原>

陽射しも強くなり暑い!予想に反し好天気に恵まれた、ナナカマドの緑と青空が・・・

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そして最後のサプライズがあった、何気に見た斜面に白い花!
ノウゴウイチゴだった、飛び上がりたいほど嬉しかった、大好きな野草だ!

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1時20分、順調に下山した、ゆっくり帰っても5時には帰れそうだ。
帰りも工事無く順調、白山も益々と迫力ある姿を見せていた。

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ひるがのSAで名物のソフトクリーム購入、ここのソフトは美味い!
ノンストップで運転(疲れた!)4時20分に帰宅した。

素晴らしい森のハイキングだった。

出合った花の写真は後編でUPする予定!

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