FC2ブログ

歩いた歩いた海上道

時々無性に短い時間で長い距離を歩きたくなる、この日がそうだった。

海上の森、屋戸湿地を後にして寺山川を遡る、自生のシデコブシがお目当てだ。

IMG_6326.jpg

準絶滅危惧種、愛知、岐阜、三重の北部にしか生息しない貴重なモクレン科の木。
愛知万博予定地だった海上の森が猛烈な反対運動で撤回された理由の一つがシデコブシ保護運動だった。

一昨年に広範囲に伐採された寺山川沿い、シデコブシのためでもある。



距離のある歩きなので早めに出立、海上の森駐車場から三角点に向かった。
心配は膝の具合・・・予想通り最初の段差のある登りで膝が痛んだ、屈伸、捻転をその場で実施。

IMG_6310.jpg

明るい尾根に出て約20分で三角点のある標高196mのピークに到着、生憎の春霞なのでパスした。
ピークの反対側から登った分まで激下りで屋戸湿地を目指す、膝をだましだましながらだった。

IMG_6311.jpg

湿地はハルリンドウが咲き出していた、ここはピンクのハルリンドウが咲く、くまなく探したが無かった。

IMG_6312.jpg

まだまだ咲き出すであろうハルリンドウ、ピンク色は4月に入ってからだろう。

IMG_6315.jpg

たくさんのビロードツリアブが飛び交う、ハルリンドウの密がお目当てだ、のどかで気持ち良し!

IMG_6324.jpg

伐採されて日当たりの良くなった寺山川を遡る、緩やかな登りを楽しむ、膝は痛くなくなった。

IMG_6329.jpg

見通しの良くなった沢の麓、シデコブシが多くの花を開いていた、昨年は少なかった。

IMG_6325.jpg

青空にシデコブシ、人の手が入って木々が復活してきた、増えて欲しいシデコブシ。

源流域を抜けて尾根を目指した。

IMG_6330.jpg

ヤマツツジが紫色に膨らむ、もう直ぐだろう”ツツジ道”、尾根の5差路に到着。

IMG_6331.jpg

花もない単純な等高線の歩きが待っていた、市道合流まで約2kmの山道と林道、黙々と歩き通した。

市道に合流、四ツ沢に向かう。

IMG_6336.jpg

ヤマウグイスカグラ。

IMG_6338.jpg

路傍の斜面にはスミレも咲き出す、ここもスミレ天国になるだろう。

四つ沢から奥に入った、シュンランでも咲いていないか・・・遠くまで探したが見つけられなかった。

流石に疲れてきた7kmは歩いていた、トボトボと駐車場に戻った、近くの用水路で苔を撮った。

IMG_6344.jpg

タマゴケだ、キュートな玉を持つ苔、最近は苔女子なる人がいるそうな、人気の苔らしい。

やはり毎日歩いている舗装平地とは違う、同じ距離でも疲れは倍だが心地よい疲れだ。

午後3時過ぎには戻れた、冷たいアイスコーヒーが増々と美味しく感じる季節になった。

コメント