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「逃暑行」・・・(蛇峠山、登り編)

タイトルのためにつくり言葉を考えた、「逃暑行」・・・その通りだ、酷暑からの逃れをした。
暑い暑いと愚痴をこぼしていただけでは脳がない、涼しいであろう山に逃れることにした。

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山頂手前、アメダスレーダー手前のヨツバヒヨドリソウに数十頭の”アサギマダラ”舞い飛ぶ、逃れて来て良かった。



話がすぐにまとまった、昨日の南信州の天気予報は悪い、午前中はもつかも知れない。
朝7時40分、下道で向かう、途中のコンビニで食料調達、国道153号を順調に休みなく走った。

涼み、野草、願わくばアサギマダラを見たい、楽な歩きにしたいので標高1400mの馬の背まで車を走らせた。

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予想通りとは言え灰色の空だった、支度して馬の背を野草を探して奥まで歩いた。

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中央アルプス方面もどんよりとした雲に覆われていた、気温は22度、下界とは比較にならない。

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少し前に刈られたのか野草は殆ど無し、ジャノメチョウの交尾を見て喜ぶmarukei、オスが必死にぶら下がっていた。

登山道入り口に野草が咲いていた。

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”イケマ”と名がつく野草、ガガイモ科の多年草、真夏に来ない山なので初見の野草だった。

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ウツボクサも健在だ、標高は高くとも低地の森の野草と変わりは無い。

道は二通り有る、登山道と林道、この山は電波塔やアメダスレーダーの山、保守用の林道が山頂手前まである。
登山道は急だが林道の約半分の距離しか無い、だから急だ、短いので身体の負荷に丁度よい。

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しっぽりと濡れたやや急な道を相も変わらず妻が先導して行く、妻の場所から急坂となる。

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野草が殆ど無い白樺の森、妻が探してくれた野草を撮りながら追いかける。
ツルリンドウとオカトラノオだ、目の前に野鳥が停まった、直ぐに飛んでいった、コマドリみたいだ、鳴き声が遠ざかる。

急坂を登り終えてヒィヒィーと喘ぐ、林道と合流するが直ぐに登山道へ入る。

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妻が見つけてくれた”オクモミジハグマ”、びっくりだ、この山に通って10年以上経過するが気が付かなかった。

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標高1500mを超えた、登山道最後の急登だ、一歩一歩、林道合流地点は雲の中だ。

林道と合流した、もう急な坂は無い、一汗拭いた、視界は良くない20mくらいだろう。

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ツリガネニンジン

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白花ツリガネニンジンも咲いていた。

先行する妻が指差す・・・間違いなくアサギマダラだった、遠くへ行ったガックリしていたら
”停まっているよ”と妻が声を出す、そろりそろりと歩きながら近づいた。

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会いたかったアサギマダラ、この十数年、逢うために行動してきた、美しい!

そしてヨツバヒヨドリが咲き乱れる場所へ着いたら数十頭のアサギマダラが舞い飛ぶ。
雲の中、チョウ達には絶好のお天気だろう、妻の周りを飛び回る、”可愛い可愛い”と妻が喜んだ。

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大きい蝶や一回りも小さい蝶、マーキングもされていない、遠くから旅して来たのだろう。

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大好きなヒヨドリソウの蜜で体力をつける、秋に向けて里へ旅立つ、そして海を超えて長旅に出るのだろう。

増々と雲が濃くなってきた、昼食場所へ向かった。

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アメダスレーダーの建物も霞む、視界は不良、裏手の武田信玄狼煙台跡を超えた先、コメツガの木下に準備した。

蚊取り線香に火をつけて周りを眺める、当然に遠望はない南アルプスどころか直ぐ先も霞む。

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この場所から山頂までは10分もかからない、標高も大差ない1640mの地、肌寒いくらいだ、ノリウツギが群れ咲く。

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ホツツジが雲の滴を受けて輝く、来てよかったと思った・・・直ぐに妻の悲鳴が上がった。

昼食準備場所、妻の身体に虫が蠢く、marukeiにも小バエ、アブ、等など、群がる、ダメダコリャ!!
シートを畳んで風の通る場所へ移動・・・大差なし、虫の中に夫婦が居た、心配していた雨が落ちてきた。

シートを持ったまま木下に避難、回復にはならないだろう、虫もダメダ、相談して下山することにした。

12時過ぎには下山できそうだ、荷物を整理、妻は虫よけの頬かむりだ。

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美しい”マツムシソウ”と飛び交うアサギマダラに見送られて下山開始、帰り道は林道だ。
距離は倍だが野草が多い、雨は小康状態だ、の~んびりと花を探しながら歩き始めた。

---花の下山編に続く---

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