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”グンバイトンボと出会った森”

希少種のトンボがいる森、岐阜県土岐市郊外にある”陶史の森”だ、妻と二人でハイキング。

トンボの名は”グンバイトンボ(軍配蜻蛉)”。

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大きさは4cm程度、細く小さなトンボだ、そしてオスは中脚・後脚の脛節が花びらのように広がった足を持つ。
見た通り相撲の行司が持つ”軍配”のような姿がトンボ名の由来でもある。



梅雨時の貴重な晴れの朝、朝の仕事を終えた妻が”ササユリ”を見に”陶史の森”へ行きたいと言ってきた。
買い物予定は多治見市、方向は一緒、多治見市笠原から15分少々、喜んで出かけた。

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崖上の駐車場しか空きが無かった、急な階段を下りて壊れた橋を回避する小川の飛び石を歩いて湿地帯へ歩く。

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妻が愛でたかった”ピンクのササユリ”は最盛期。

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喜んでくれた妻、目的は果たした、カキランとトキソウは生体だけだった、今年は遅い、10日以上後になりそうだ。

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ハッチョウトンボが一頭だけ停まっていた、標高250m付近の夏は遅い、今年は特に昆虫の出が遅い。

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半開きのトウカイモウセンゴケが咲いていた、今年の初見に喜んだ。

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この花も今年の初見、”イシモチソウ”だ、食虫植物だ、丸く小さな触毛を伸ばす。

「イトトンボ!」、妻が言う、marukeiも見えていた、そして昨年見つけられなかったトンボだと思った。

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興奮の”グンバイトンボ”だった、昨年は2回訪ねたが出会えなかった、この日も下の用水路付近を探す人たちが居た。

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上の写真をトリミングして足の軍配を強調してみた、不思議なトンボだ。

岐阜県でも東濃地区の一部にしか生息が確認されていない、昨年は横浜から遠征してきた人と出会った、本当に希少種だ。
環境省レットデータでは準絶滅危惧種、愛知などは絶滅ⅠB指定だ、ラッキーな出会いだった。

森に入って中腹を周回、毎年”アクシバ”が咲く分岐を目指した。

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中腹の斜面は”バイカツツジ”が終わり期に近づいていた、バイカツツジは今年は開花が早かった。

咲いていてもおかしくないが今年は開花が遅いだろう、期待しないで急な階段を登った。
アクシバは咲いていなかった、妻が更に登って探してくれたが咲いてはいなかった。

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一輪のツボミを見つけた、ピンク色が綺麗だ、クルクルパーマの愛らしい花になる”アクシバ”、再度訪ねよう。

ジュンサイ池に立ち寄った、蝶トンボの姿なし、用水路沿いを妻がグンバイトンボを探しに往復した。
marukeiは用水路の対岸を遡って湿原に藪漕ぎした、昨年多くのハッチョウトンボが居た場所だ。

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一頭のメスのハッチョウトンボだけだった、大好きなメスに出会えたのでOKだ。

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モノサシトンボにも出会った、今年の初見は嬉しい、この日だけでも初見の生き物が多かった、良いな!陶史の森。

妻と合流、楽しい山飯だ、休憩場所は尾根の東屋と決めている、訪ねると必ずその東屋で食事する。
暑い日、汗だくなので身近な道を選択した、これがおおいにmarukeiを疲れさせた。

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調子の悪い膝に負担の階段道、記憶よりはるかに長かった、150段くらいまで数えて休みながら歩いた
しかしそこは半分過ぎくらいだった、そこから更に急な階段道を喘いで登った、”疲れた!!”

尾根を歩いて東屋へ先行していた妻が”ダメ”、使えないと言ってきた、とりあえず行ってみた。

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ロープで囲まれた使用禁止の東屋、土台の木の柱が腐っている、当然の処置だろう、幸いにベンチが外に出ていた。

時折吹く爽やかな風は心地よい、汗を拭いて団扇で顔を冷やした。

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雲が多く正面に見えるはずの御嶽山は見えず、ぼんやりと中央アルプスが見えた、気持ちの良い景色だった。

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ピクニックシートを敷いて昼飯、妻が買った鯖の握り飯が美味だったらしい、焼き鯖の塩気が抜群だとか。
marukeiの穴子寿司はタレの味しかしなかった、が、美味かった。

食後は尾根の等高線を歩く、そのまま駐車場に行ける。

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イヌツゲが咲く尾根道は快適だ。

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フリフリスカートの愛らしい花を咲かせたナツハゼは丸い実をつけ始めていた。

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ツツジ咲く快適な尾根道を二人でルンルン気分で車に戻った、楽しい時を刻んだ。

ご褒美にビールのロング缶を買ってもらった、ビールが進んだ夕食だった。

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