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”シャクチリソバの咲く里”

我が家から北西へ車で5~6分走ると広大な丘や森などに囲まれた小さな里がある。
瀬戸市曽野町、有名なお稲荷さんのある地でもある、その小さな里に毎年咲く愛らしい花がある。

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”シャクチリソバ”と名が付くヒマラヤ原産のタデ科の野草、薬草として入ってきたものが野生化した植物。

ソバと言う名だが”蕎麦”みたく食べられるものでは無い、花は愛らしい、この地には群生している。



朝から雨が降ったり止んだり、森に出かけるのも躊躇してしまう、買いたいものがあったのでコンビニで買った。
もう一軒、スーパーに寄ったが目的物無し、更に道の駅まで行ったが無かった。

道の駅から近い場所、曽野町が近い、シャクチリソバの花には早そうだが歩くのには良さそうだ。
稲荷神社の下の参拝用駐車場に置き車、15分も歩けば小さな里に着く。

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低山や森などに囲まれた細長い里、黄金色の絨毯のお迎えだ、左の外周から小川沿いに一周する。

歩く道端は野草で賑やかだ。

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アレチケツメイが群れ咲く。

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イシミカワも雑草の中から”秋の顔”を出していた。

その時だった、”ザ~!、ボトボト”、大粒の雨が落ちてきた、”傘が無い”

竹藪の裾で雨宿り、車1台がやっとの細道、遠慮なく車は通る、道端いっぱいによってやり過ごす、雨はほどなく止んだ。

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ネコハギを見つけた、今秋の初撮りなので嬉しい。

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黄金の絨毯を背景にツリガネニンジンの残花が美しい、久しぶりに訪ねた里は静かで落ち着く景色だ。

外周道路から小川沿いの道に入った、歩けるところまで奥に行く、川の土手はシャクチリソバの群落だ。
しかし、咲いている花は少ない、時期は早かった、それでも探して奥へ歩く。

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咲いている花を見つけては嬉しくなる。

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10月に入れば川沿いは真っ白に染まるほどの群落だ、見ごたえがある。

奥の行き止まり付近に赤い小さな花が群れ咲いていた。

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アキノウナギツカミ、可憐な花だ、ミソソバやママコノシリヌグイとの見分けは茎と葉だ、難しい見分けだ。

シャクチリソバ等の野草は昆虫を呼び集める、この地の代表昆虫はウラナミシジミ、時期が早いので飛んでいない。
諦めかけていたらクズの花に居た。

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遠い、小さい、葉の隙間・・・何とか撮る、青色が美しい、動くのを待った。

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ようやく出てきたが直ぐに奥に潜って行って出てきてはくれなかった。

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キマダラセセリも出てきた、セセリチョウの種では極めて小さい種、模様は美しい。

奥から戻って小川沿いを歩いていたら”ウンメ~!”とのどかな声が聴こえてきた。

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川向こうの地で草を食むヤギさんだ、”メェ~!”ではなく”草がウンメ~!”と聴こえた、思わず苦笑い。

小川沿いの道も終点、来た道に戻ろうとしたら秋らしい野草を見つけた。

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アキノゲシ、今年は咲き出しが遅いのかようやく見ることが出来た。

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いつもの里の畦道が解放されれば出会える秋の野草だ。

車道へ合流して駐車場に向かう、途中、車に踏みつぶされた栗のイガが道路縁に転がる、6ケ以上が落ちていた。

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”栗広い”に夢中になったmarukei、16ケの収穫だった、喜んでいたら突然に雨が降り出した、”傘が無い!”

少し雨宿りしたが強くなる一方だ、意を決して濡れながら車にたどり着いた。

瀬戸市曽野町の狭い山間の里、静か、野草が多い、空気が美味い、言うことなしの里の散歩だった。

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