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”雨の岩屋堂”

朝から降り続ける、強くは無いがシトシトと降り続く、時を稼ぎたい、傘を開けば歩けるだろう。

誰も居ない静かな東屋で”ボーッと時を過ごす”、モミジは色づかない、そして病葉だらけだ。

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ボンヤリしていたら歌を思い出した、marukeiが中学生くらいだろうか、曲名は”川は流れる”、仲宗根美樹の大ヒット曲。

♪わくらばを今日も浮かべて 街の谷 川は流れる・・・♪、その時は”わくらば”の意味を知らなかった。

病葉と知ったのは大人になってからだった、10秒前の事を忘れるようになってきたmarukeiだが古い記憶は思い出す。

心も身体も病んでいてはいけない、こうして雨の中で古い歌を懐かしんでいる、幸せを感じる時を過ごした。





午前中は養母のお世話、自分の事だけで精一杯なんだろう、見向きもされないので早々に引き揚げた。
読書で過ごして昼食、腹いっぱいになった、雨は降り続いているが外の空気を吸おう、車で岩屋堂へ出向いた。

長靴を履いて傘を開いて寺の境内に向かった。

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鐘楼の下にキチジョウソウが咲き始めていた。

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ミツマタも冬芽を膨らませ始めた、季節を間違えずに準備が進む。

寺の境内を一周してから岩屋堂へ入った、治山工事の看板に休工中と貼り紙、右岸を歩けそうだ。

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ツワブキが満開だ、雨の暗い森に華々しい黄色が美しい。

右岸を遡る、ダイモンジソウが咲く渓谷まで歩く、雨なので笹漕ぎでの岸辺には行けない、遠くから望遠した。

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ダイモンジソウは殆どが終わっていた、枯れかけの一群があった。

もっと近くに無いか、探していたら対岸に白い花が咲いていた、望遠して驚いた。

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アケボノソウだった、近くの群生地は盗掘で全滅した、ここなら盗まれる心配もないだろう、良かった。

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色づかない緑の渓谷を見ながら戻って左岸に渡った、トイレの前に流れる水で長靴を洗った。

そのすぐ近くに小さな花を見つけた、数多く咲いている。

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キッコウハグマが渓谷の下の方まで咲き始めていた、上流に遡らなくても見れるようになった。

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上向きに咲く花も珍しい、雨に濡れると一層美しく見える。

左岸を戻って公園の東屋で傘を閉じた、しばらくの間は”いっときの安らぎ時間だ”。

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色づいたと思って眺めたモミジは殆どが”病葉”だった、この秋の紅葉は期待できないかも?

やすらぎの時を過ごしたら戻ろう、次は自宅の安らぎ時間だ、歩いていたらまたもや叱られた。

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「爺さん!気いつけなはれ、踏まれるやないか!」、前回は♂のサワガニだったので謝らなかった。
このサワガニはお嬢様・・・素直に”ゴメンナサイ”、marukeiはお嬢様には極端に弱いのだ。

車に戻ってしばらくは野鳥の声を聴いたりしてくつろいだ、走り出す頃に雲が上昇しだした、雨は止み始めていた。

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