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”お帰り!、カワセミ君”

いつもの池が昨年に水を抜かれた、池の側で生きてきた物たちも去っていった。
それから一年近い、水は溜まって元の姿になったが生き物たちは帰ってくる様子もなかった。

この日も池を眺めて帰ろうとしたら、聞き覚えのある野鳥の声がした、姿が見えない、池の奥に向かった。
そして遠くに「宝石色の彼を見つけた」

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”お帰り!、カワセミの君”だった、直線距離で50m以上も離れた池の対岸、豆粒ほどにしか見えない。
100倍望遠で何とか姿は撮れた、水に映る姿も美しかった、そして別の生き物も”お帰り”だった。



はっきりしない天気、上品野に置き車して下品野から西品野、山裾の里を周回しようと出かけた。
川べりに置き車、歩こうと思ったらポケットが軽い・・・携帯、財布を忘れて来ていた。

緊急時にはどうしようもない、計画を諦めて自宅に戻った、出かけてから10分後に帰宅、妻が怪訝な顔をした。
事情を話した、車で出かける気がしなくなった、近辺の散策と散歩に変更した、隣の町内へ歩いた。

高い場所まで歩いたら南西方面の展望が良かったので写真を撮ってみた。

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鈴鹿の山を背景に春日井市にある王子製紙方面、煙突から出る煙を撮りたくてモノクロで写してみた。

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北西方面には伊吹山がそびえる、花の100名山、日本100名山、一等三角点100名山等々、有名な山だ。
春から夏は美しい植物で飾られる、冬は日本海からの季節風で大雪になる山、尾張地方の気象を左右する山でもある。

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鎌ケ岳、御在所岳、名古屋駅前のビル群、釈迦ケ岳・・・茜色に近い空、悪くない風景だ。

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藤原岳、御池岳方面も茜空、鈴鹿全山が展望できた、もう直ぐ白い山並みになるだろう。

県道を渡ってベニマシコがいそうな草薮まで歩いた、声はすれど姿なし、思い切って踏み込んだら草種の餌食になった。
種取り10分、腰が疲れた、軽率なmarukei、県道を黙々と歩いて分岐から岩屋堂へ続く裏道へ、いつもの池に到着。

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ようやく色づいた木々、そして同時に落葉も始まっていた。

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良く見ると隠れた対岸に鳥がいる、場所を移動した、アオサギがいた、水面に浮かぶ落ち葉の中で餌を狙う。

その時だった”チチ~ッ!”、カワセミが鳴いて池の奥に飛んで行く姿が見えた、一年ぶりの姿だった、奥に向かった。

奥に着いて池を見たとたんにカワセミは別方向に飛び去った、残念、少し待ったが出てこない。

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池の側でアメリカセンダングサを撮ったり

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アレチハナガサの残花を見つけたりして時をやり過ごしたがカワセミの気配は無かった、再度池の際まで行った。

遠くで水面が波立つ、何かが潜っていた、待った。

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カワウだった、水が抜かれて魚が少なくなってカワウも来なくなっていた、”お帰り!”。

そして水際で波紋が大きくなって少しだけ姿を見せたのは

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オオバンだった、水が抜かれる前は一年中この池で過ごしていた池の主だ、”お帰り!”

まだ帰ってこないのはバンとカモ達だ、是非にも帰って来てほしい、オオバンの姿は嬉しかった。

その時だった、カワセミの声が遠くから聞こえた、目を皿にして探した、青い小さなのが目に入った、望遠した。

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2000mm相当の超望遠、手ぶれでピンボケだが”カワセミの君”を捉えた、一年ぶりの再会に心が躍った。

彼は移動したが更に遠くだった。

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もっと近くで写したいが彼は動かなかった、それならmarukeiが移動、釣り人が入る急な斜面を木に掴まりながら降りた。
そこなら20mも無い距離で写せる、カメラを取り出したとたんに彼は池の奥に飛んで行った。

諦めて慎重に崖を登った、満足だ、生き物たちが戻り始めたいつもの池、これでヨシガモとオシドリが来れば最高だ。

冬季の散歩が楽しくなれば幸いだ、”みんな戻ってこい”と願掛けして自宅に戻った。

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