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悪役は続く

3月5日、母の最終診断の日、朝から雨が降リ続く。
9時から心理療法医師による2回目のスクリーニング、11時から神経内科医師の最終診断。

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11時過ぎに家族とともに診察室に呼ばれた、多くの検査結果のデータを提示して医師の話が始まる。
91歳の身体としては超1級、肉体的にはなんら問題なし・・・医師が誉める。

相変わらず表情の無い母、医師は上手だ、会計の話があるので息子さんだけ残ってくださいと言う。
母と妻が診察室から出てゆくと医師が話し出した。


詳しい診察結果をお知らせします。

”レビー小体型認知症の初期”です、交感神経の働きが極端に弱くなっているのが特徴。
常人の6割程度しか活性化していない、自律神経に大きな影響を及ぼしている。

ある程度予想していた内容だった、最初の診断でアイソトープ撮影を進められたのがこれだった。

”欝”から発展する、レビーという物質が起因しているのだとか。

医者:とにかく喝をいれてもできることをやらせなさい
   ものぐさを繰り返すと進行する
   肉体は健康そのもの、出来ない事は無いはず、ヤル気の問題
   薬があるので紹介状とデーターはFAXしておく
   一般の認知症と違って進行は遅い、いまからでも抑えられる

詳しいデーターが提示された。

・脳MRI:縮小も無くまだまだ記憶できる状態
・血液分析:91歳と思えぬほど完璧
・脳波検査:なんら問題なし
・心電図:なんら問題無、狭心症があるとは思えない
・レントゲン:何ら問題なし
・アイソトープ:心臓の交換神経不活発(問題あり)
・スクリーニング:1回目23点(30点満点)2回目20点・・・91歳にしては上出来

要は心の問題だった、レビー型の特徴は、物忘れ、幻聴、手足のしびれ、欝症状・・etc
どれも母に当てはまる、特にやる気の無さは深刻そうだ。

病院を出ても母はダンマリ、無表情のまま、回転寿司で大好きな貝の寿司などをふるまった。

”美味しい”とも”ごちそうさま”とも言わない・・・何なんだろう。

自分の住まいに連れて帰った。

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とたんに元気になった、自分の世界が良いのだろう・・・ガックリのmarukei。
詳しい説明を行った、そして”ものぐさ”を止めること、掃除も妻を頼らずに自分でやる、本ばかり読まずに
得意の裁縫で自分の着るものの修理をすること・・・など等、自立を促した・・・(たぶんやらない気がするが?)

甘えることを控えなくては病気が進む、しかし、母の本性は変えられない、千葉の生活環境を引きづったままだ。
来週に主治医と相談して薬の服用を検討する。
当面は”鬼のmarukei”になるしかない、顔見るのも嫌だと思われるくらいが丁度よさそうだ。

散歩していても寂しげな光景が余計に目につく。

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 <廃業したデイサービスの倉庫>

季節は春に向かっている、時は止められない、気張らずに時に身を任せよう、春は巡ってくる。

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 <東谷山フルーツパークの梅園は梅が開花していた>
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