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参拝

年が明けてから我が家にはあまり良くないことが起きていた。
極めつけは次男の事故、それも只の巡りあわせと思っていたmarukeiだった。

金曜日、2ケ月ぶりに長男が忙しいさなかであるが妻の髪をカットしに帰ってきた、歓待した翌朝の一言!

 「寝苦しい夜だった、床の間下の妙な気配が気になって1時間おきに目を覚ましていた」

死んだように眠る子なのに・・・その部屋は母が使っていた部屋、母の転居に伴って亡き父の書いた掛け軸、義父の
形見の置物、孫誕生を祝ってもらった5月人形などなどを撤去していた。

実は母が老人専門住宅へ移った翌日の深夜、ものすごい音に目を覚ました夫婦、あれこれ調べたが不明だった。
しばらくして原因がわかった、撤去した掛け軸が床に落ちていた、その音だった。

妻が気にして掛け軸を元通りにかけ直した、神信心など無縁のmarukeiだったがさすがに何かにすがりたくなった。
午後の散歩は”参拝”して縋ることにした。

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岩屋堂の薬師如来様、手を合わせた、真っ暗な岩屋の中なのに明るく写っていた・・・不思議な感覚だった。

撤去しても母が移り住んで安心していたのだろう、いなくなって存在が無くなった事を知らせたかったのかも
知れない・・・床の間の様子は全て元に戻した。


いつもの田んぼ道、まっしぐらに向かった先は八幡神社、普段は寄ることも無い神社だが階段を登って参拝した。

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手を合わせて家族の安全、そして息子の回復、母の事などをお願いした。
次は岩屋堂の祠、薬師如来様が祭られている、わき目もふらずに急いだ、そして手を合わせた。

祠の先へ行ってみた、何か月も行っていなかった、滝が人工的に造られていた、昨年の紅葉ライトアップの為であろう。

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左の小さな滝しかなかった地の右側に人工の滝が造られていた、ここを昔から知る一人として違和感を感じた。
祠の横の斜面に落下した藪椿の花びら、落ちても人の心を慰めてくれる、これが自然の景色、替えられないのだ。

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取りきれない不安感、鳥原川のベンチでボーット川を眺めた。

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西に傾いたお天道様に水面がキラキラ光る・・・眩しいくらいのキラメキ!

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だんだんと不安感が薄れてゆく、帰ったら人形なども元に戻そうなどと考えていたら少し楽になった。

自宅に戻ろう、重い腰をあげて帰途に着いた、途中の広場に何十とツグミが遊んでいた。

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30羽以上、殆どが太陽の方を向いている、習性なのか?・・・お天等様に感謝しているのか?
何かにつけて”似合わぬ考え”が頭に持ちあがる・・・やはり不安感を払しょくできないmarukeiだった。

一際目立つ赤色、椿だが、一つに3つの花をつけていた、こんな品種もあるのだ、鮮やかな色だった。

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遠くで”タキちゃん”の声がする、旅立っていないのか、目を凝らした。

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地面から顔を出して鳴いていた、嬉しい、お別れの言葉を言える、近づいた。

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地面から枝に移ってmarukeiを見ている、ありがとう”モデル”さん、逢えた嬉しさでシャッター押さずに
対面した、そして、いつ旅立っても仕方がないのでお別れを言った、「無事に旅してネ!来年逢おうネ!」
地面に降りてきて首を上下に振った”タキちゃん”彼女には一冬付き合ってもらった、愛しさがつのるmarukei。

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彼女とお別れして裏手の丘に登った、霞んでいた名古屋駅方面。

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今朝送って行った長男は駅前が仕事場、”元気に頑張って”と心で叫んで家に戻った、そして床の間を直した。

翌日、母のところへ行った、事故の事も報告していなかった、心配をかけたくなかったが少々落ち着いたので
家族の一員として知らせることにした・・・挨拶そこそこに驚愕の言葉が母の口から語られた。

”誰か大怪我でもしたのか?”知らないはず、どうしてそんな気がするのか尋ねた。

火曜日の深夜、母の部屋の入り口付近で誰かが倒れたようなケタタマシイ音がして目が覚めた
しかし誰もいない、何か重大な事故が我が家を襲った感覚になったらしい・・・ズバリだった。

一連の出来事がつながってしまった、超常現象ではあるまいし、にわかに信じられる話ではないが
何かがあるのだろう、阿弥陀様を祭っている母にお願いした、拝んでくださいと!

息子の怪我も徐々に治ってゆく、母も家族の中で一番元気印だ、良い循環を期待して善行を心がけようと思う!

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