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富士見台から神坂山

誰もが踏む富士見台の山頂を後にして神坂山に向かった。

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神坂山の中腹から振り返ってみた景色・・・何とおおらかで美しい、たおやかな稜線、青空と雲・・・山にきて良かった。



目指す神坂山が少し遠くに見えている、なだらかな稜線を歩くだけ。

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陽ざしが陰ってガスが山肌を縫うように昇ってくる。

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”アッ!”というまである、ガスがジェットのように山肌を隠しこむ。
天気図や予報では掴めない山の様相、暑い陽ざしに照らされた中津川の盆地から温められた気流が
上昇し、この地を滝のように超えて伊那盆地に流れる・・・大きな木も育たない過酷な環境を思い知らされる。

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花の名前が解らない、ひっそりと下山路を彩る、キリンソウでもない、愛らしい花。
神坂小屋の上部から左の稜線に踏み込んだ、地形図に道の表記は無いが道型ははっきりしている。

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直ぐにケルンがある地に着く、ここは高校生たちが雷に打たれて亡くなった慰霊碑がある地。
毎年訪れているがこの開けた台地では逃れようがなかっただろう・・・避雷針が多いのはうなづける。

(後日談)
 *山から帰って妻の様子がおかしい・・・今日になって言った・・・実はこの地で彷徨う霊魂に会った・・
   降ろしてほしいと懇願されたらしい、明日登山に行く長男が帰ってきた、顔をみたら霊魂が去ったと・・・
    科学では想像もつかない・・・御嶽8合目半でも霊魂に頼まれた妻・・・不思議な感性を持っている。

このルートはメインの遊歩道と同じく笹が主体ではあるが植生は少し豊富になって楽しませてくれる。

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ミヤマホツツジが愛くるしい姿で待っててくれた。

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山の荒れ地でも逞しく咲くヤマハハコグサ・・・名前が良いですネ!
神坂山への中間点でランチタイム、中央アルプスが良く見える場所に腰を下ろして山飯を楽しんだ。
おかずは最高の景色。

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中央アルプス方面は雲が取れてきた、カメラ得意のズーム!!

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木曾駒ヶ岳、中岳、三ノ沢岳、そして一際目立った宝剣岳・・・今年は行けそうもないので嬉しい景色!

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空木、南駒も美しい・・・山飯のおかずとしては最高級だった。
顔を横に向けると南アルプス・・・雲雲雲、だが、かろうじて3000mが顔を出していた。

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たぶん方角としたら聖岳かもしれない、雲から少し顔を出してくれてありがとう。
目の前に咲いていたタカネニガナ、風に揺れて寂しげだった。

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後片付けして急な下りを神坂山に向かう、心配は笹薮・・・例年、苦しめられている。
途中までは笹が刈られていた・・・ラッキー!、ぬか喜びだった、急な坂を登ったら・・・

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相も変わらない笹の世界が待っていた、地面も見えやしない、マァ~悩むこともない、進むだけ。

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神坂山1648m山頂、静かなローカル山頂、好きです!

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妻が大好きな三等点を愛でたら下山、山裾から直に萬岳荘に降りるコースを選択・・・急で暗い道。

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ゴツゴツの岩だらけ、おまけに濡れた急斜面・・・後ろから鼻歌♪、エッ!妻の鼻歌・・苦手な降りなのに?
marukeiは慎重、滑る、足の置き場を考えながら。。。鼻歌の妻は軽々と・・・
(思えば霊魂が着いていたのであろう、降ろしてもらえる喜びが鼻歌だった・・・こんな妻をみたのは初めてだった)

萬岳荘まで降りれば後は舗装道路を帰えるだけ、丁度ヘブンス園原の頂点からバスが到着した。

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良いですね、ヘブンスのリフトで登って、一般が通行できない林道を特別なバスに揺られて
誰もが標高1700mの世界にこられる、それはそれで素敵な事だ、皆さん明るく富士見台に向かう。

路傍の野草を愛でながら駐車地に向かった。

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 <ヨツバヒヨドリソウ>

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 <ゴマナ>

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 <ウツボグサ>

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 <キツリフネソウ>

楽しいプチハイクは終了、長い林道を苦も無く降りて帰途についた、高速があまりにも高かったので
帰りは下道で瀬戸まで、高速に乗ったつもりのお金で夕食の刺身を買って無事に帰宅した。

”墓参りと墓掃除”が使なので第一の重要なことを無事に済ませ、そして山の空気を存分に吸って英気を養えた。

  ”幸せだナァ~”と思う!

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