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marukei一人旅・・(最終編)

”峠”まことに響きが良い、タワとも呼ばれる。
起点でも終点でもない、山道を登って一番の高見である、どちらかへ降る人々、それぞれに思いがある。
そして歴史を刻んだ場所なのであろう、”峠の茶屋”は、なくてはならない所に感じる。

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馬篭峠にも茶屋がある、店の前の椅子は疲れを癒す場所、蕎麦とおやきの表示に激しく心が動いたが我慢した。



馬篭の宿には降り一辺倒、気が楽であるが時間が少々気になる、少し急ぎ足・・・だが路傍はそうさせてくれない。
往きに見落とした句碑などが目について、ついつい寄り道してしまう。

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正岡子規や藤村の句碑は往きで寄ったが、十返舎一九の句碑は見落としていた。

「渋皮の剥(む)けし女は見えねども 栗のこはめしここの名物」、風雨にさらされて見えにくい文字を読んでみた。
「木曽街道膝栗毛」の狂歌であった、中津川、恵那は今でも栗が有名だが、当時から栗は名物だったのだ。

少し急ぐがまたしても可愛らしい娘に時間をとってしまった。
美濃傘をかぶった外国の娘さん、可愛い!、声をかけたら恥ずかしそうだ、ママさんがにこやかに笑う。

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チャ-ミングなお嬢ちゃん、家族4人の旅の途中、パパさんに”写真を撮らせて”、気さくにOKが出た。
皆さんも一緒にといってパチリ!

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片言の英会話、身振り手振りを交えてお話しした、妻籠まで行くらしい、松本で宿泊、夜遅くになりそうだ
”お元気で”と笑顔でお別れ、街道旅の楽しさをまた一つ思い出に刻んだ。

里に近づくと野鳥の囀りも多くなるが姿は見えない。

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ジョービタキだけが姿を現してくれた・・・可愛い奴♥

急ぎ足のカップルとすれ違った。

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またしても欧米人、挨拶を交わしたが彼らは急ぎ足、午後3時をゆうに過ぎている、妻籠まで7km近くある。
到着は5時過ぎる、つるべ落としの山道は暗くなるだろう、急ぎ足も当然だが?

しかし行きかう方々は全て外国人だった「欧米か!」と言い放つお笑い芸人を思い出してしまった。

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恵那山が見える階段を登れば馬篭の宿はずれだ、ほぼ戻ったことになる。
3時半を過ぎていた、観光客は殆どいない、街道両側の店も閉店準備をしている、西日が強い街道を降る。

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途中の箸屋さんが目についた、我が家で常用している箸も年期物、お土産に買おうと思った。
どれもこれも欲しくなる、6角の箸が使いやすそうなので3膳、木の種が違う箸を購入した。

駐車場に戻った、少々お腹が空いた、峠の茶屋の蕎麦を食べなかったのでスタンド店で蕎麦を注文。

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つゆは少々濃かったが蕎麦は絶品・・・大変美味しゅうございました。

時間は4時過ぎ、急がなくちゃ、帰りは国道19号、坂下方面に降った、妻の在所なので良く知る道なのだ。
山口町から乙姫橋のローカルな山道を走って裏木曾街道へ向かった、国道256号の付知川にでれば
二つ森山周辺の広域農道、蛭川方面に急いだ、蛭川に絶景ポイントがあるので車を止めて眺めた。

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夕日に照らされた恵那山、蛭川からは円錐形の姿が良い恵那山を見ることができる。
そして御嶽山、高い山に囲まれた恵那や中津川からは御嶽山が見えるポイントはあまりない、此処からだけが見える。

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さすがに近い、大きく見えた、噴煙もおさまってきたように感じるが地獄谷からの水蒸気は衰えを知らない。
恵那峡に入ったので展望所へ寄ってみた。

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右上に今晩の宿、恵那峡グランドホテルが望める展望台で一息ついた。

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悠々と水を溜めた木曽川、紅葉真っ盛りだった。

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夕暮れ迫る恵那峡にカヤックが水の線をつけながら真っ白な艇を操る人、紅葉に映える。

5時過ぎにホテル到着、駐車場案内のホテルマンに集まり具合を尋ねたら。。。もう皆さん真っ赤です!
この日はゴルフコンペが主体、marukeiは不参加で総会だけの出席、どうやらコンペは午後3時に終了したみたいだ。

風呂から上がって騒ぎの部屋に顔を出したら”大歓迎”懐かし先輩方やかつての同僚、新会員が入り混じって
早、宴の最中だった、8部屋の冷蔵庫のビールはスッカラカン、追加のお酒、メインの宴会後の車座二次会・・・

寝たのは午前様だった、職位も年齢も無礼講の楽しい楽しい夜だった。

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早朝6時に起床、窓から恵那峡を眺めて朝風呂に入って7時に朝食、8時過ぎには自宅に戻っていた。

久しぶりの一人旅、紅葉の公園、大正浪漫、馬篭と妻籠間の街道歩き、楽しい宴会・・・・素晴らしい一日だった。

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