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何処に捨ててきた?・・思いやりの心

このところ母のところへ行くたびに心が疲れる、妻も同様だ。
母を迎えて一年と少し、40数年間も一緒に暮らしていない空白を埋めるべく過ごしてきた。

この数か月でようやく聞く言葉・・「感謝しています」、この言葉を言うだけで1年近くかかった。

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カメラを取り出さない早足ウォ-キングの終わりは西日が傾く裏の丘。
鈴鹿のお山を眺めながら考えることもある、何を言っても説明しても彼女にはわからないだろう・・・
何処に捨ててきたのか”思いやる心”・・・悲しいと言えばそれだけだが。



長男夫婦と都会で暮らした約30年、何があったのか詳細はわからないが増々と意固地な人になった。
”自分の身を守る”ことしかなかったのか?
口からでる言葉は”利用価値がなくなった””お金ばかり使わされた””誰もかまってくれなかった”など等・・・

我が家でもそうだった、お世話されるのが当たり前、馴染もうと努力も無い、仕方がないと思っていた。
現在の住居は老人専用賃貸住宅、30人は居住している、当然に住む人たちと顔を合わせるが・・・

”あの老人は目つきが悪い”とか”あの人は頭がおかしい”とか、悪口が多い。
認知症や体が動かないので目だけが動く、目つきが悪いのではない、”お可哀そうに”と思わないの?
と諭すが一向に悪口は止まらない、自分から輪の中に飛び込もうとは決して思わない。

marukeiが知っている母はそんな人では無かった、家族の中では一番に思いやりのある人だった。

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農作業に勤しむお婆ちゃんたちに早足散歩が止まる、我が家の婆ちゃんの姿が重なった。

週3日のデイサービスも2回にしたいと言い出した、理由は”疲れるから寝ていたい”の理由だ。
ケアマネさんや我が夫婦で話し合って自立支援にはこの回数が適当とつい先日合意したのも頭にない。

先日の定期健診では健全な肉体、とても92歳と思えないとの太鼓判。
しかし・・・心が病んでいるような気がする、気長に諭すしかないのだが・・・

感謝、思いやり、喜怒哀楽・・・何処へ捨ててきたのか、拾いなおせればそうしたいが・・・・(愚痴になった)

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