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浅間山・・・小規模噴火 (過去の登山記事)

東日本大震災以来、あちこちで噴火、御嶽の記憶も生々しい。
そして今朝がたのニュースで浅間山噴火、どうなる日本列島、「噴火警戒レベル2」はそのままとか。

浅間山本体、第二外輪山の頂点、前掛山に至るコースが全面閉鎖となる、つい4年前までは”警戒2”だった事を思い出した。

毎日、森や昆虫などを記事にしていたが”読者の皆様も見飽きたころ”だと思い、2009年に”警戒2”の時
第一外輪山を歩いて浅間山の眺望を楽しんだ内容を「過去山カテゴリ」で思い出しながら記事にした。

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湯の平から強烈な登り返し、通称”草すべり”の途中から見た浅間山、左端は雲ではなく噴煙、今回もこの程度だろう。



早朝3時に自宅発、車坂峠に着いたときは午前7時を過ぎていた、秋が深まる前の10月10日、”ブルッ”とくる寒さだった。

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登山口にはきちんと案内がでていた、事前に調べていなかったので浅間山に登れないのを少し残念に
思った記憶がある、霜が降りて寒々とした溶岩の道を歩いた。

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溶岩の道は第一外輪山全てであり、少し歩きにくいが慣れるのには丁度良い登りだった。

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さすが活火山、途中にはシェルターが建てられている、御嶽山にはこんなものは存在しなかった。

尾根に出るとそこは”トーミの頭”と言われている断崖絶壁の浅間山景観地、ここまでは1時間以内で登れる
大抵の登山者や観光客はここまでか少し先の黒斑山までである。

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 <黒班山:クロフヤマの中からトーミの頭を振り返る>

断崖絶壁に人がたくさん、marukeiは高所恐怖症なのでサッサと降りた、妻は平然と先まで行ったらしい。

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ここからの眺めは抜群だった、左から噴煙を上げる浅間山に感動、これから歩く外輪山も一望できる。

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黒班山を過ぎると、蛇骨岳、仙人岳を超えて歩く標高2300mの溶岩外輪山が一望できる、決して楽な稜線ではない。

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名もないピークの降りでも気を緩めることはできない、こんな道を2時間と少しで外輪の端に到着。

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名前の由来はわからないがJバンドと言う洋風な名前の場所に着いた
降る道しるべの分岐、ここから一気に300m近い標高差を降りてゆく。

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決して危険な道ではないが豪快な岩を踏み越えなければならない、大腿四頭筋が悲鳴を上げた記憶もある。
降りれば広々とした第一外輪山と第二外輪山の狭間の大地、平坦な道が湯の平登山口まで続く。

だが警戒レベル2でもここが問題である

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この通り遮るものは無し、何処からでも行こうと思えば登って行ける、現に無視して登っている登山者が一人いた。
中間にシェルターも見えたが噴火が起きればどうしようもない、marukeiがいる場所でも安全ではないかもしれない。

こんなマナー違反は問題だね、と、妻と話をした、カラマツの紅葉を愛でながら湯の平登山口まで歩いた。

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こちらはしっかりと通行止めだった、こちらがメインルートだから、しかしJバンドから降った大地からは登れないわけではない
自治体としてもどうしようもないのだろう、登山者の自己責任が問われる。

湯の平からトーミの頭の横まで登り返す、これが有名な「草すべり」と言われている単純標高差300mの猛烈な登りだ。
途中までは何とか余裕があった。

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正面の草付斜面を左のトンガリの横まで登る・・・10歩あるけない急登だった。

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振り返ると浅間山の火口から噴煙が上がる様が見える、一本の草木もない丸裸の山肌、まぎれもない溶岩砂礫山だ
噴火したら転げ落ちるしかないだろう。

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手足総動員の急な斜面、どうにかこうにか稜線にたどり着いた、来た道と違う溶岩の中道を選択した
急な降りは小走りに歩いて峠に戻ることができた。

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この写真はトーミの頭から撮ったパノラマ画像、どこか牧歌的に見えるような美しい景色だ
しかし過去の火口なのだ、大噴火だったろう、逃げ場のない山でもある。

今朝のニュースでは火山性地震も記録されていないので”レベル2”はそのままらしい、夏山シーズンを迎えて
観光客、登山者も多い、噴火が起きなければ良いが御嶽の例もある、箱根、蔵王など等、大陸プレートの沈み込みよる
マグマの活動が活発と聞く、被害が起きないように見守るしかない。

*この記事は今朝の浅間山小噴火のニュースを聞いて過去の登山を記録したもの(2009年10月)で現在の様子ではない。

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