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南木曽岳1677m、好展望(登り:修行、降り:難行、苦行)

それはある日突然にやってきた。
5/6連休最終日、朝9時半に電話!名古屋に住む長男、”車貸して”どんな用事か?
”山に行きたい”どこだ”南木曽岳”アワワ!いつだ5/7だ!今から帰る、迎えタム!
高蔵寺まで迎え、車中でこの山はイカン、激降りで楽しみは無い!!!
”でもソンナノ関係ネェ”・・・
言ってやった、この山は2度と行きたくないベスト3だ!、”でもソンナノ関係ネェ”・・・
寝る前に言われた、お付き合い結構です、一人で登ります(キッパリ!)
早朝5時、日頃の散歩成果を見せるべく、一緒に行く・・・難行、苦行の開始。

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 <山頂から降って登り返した笹原の好休憩地の展望>

日本300名山、吾輩にとっては苦しみ以外に感じられない山の2度目の山行になった。


長男と山行ができるのだから頑張るぞ!と意気込んで早朝準備、激山なので小さなザックを用意した。
5時50分、ガラガラの中央高速で園原からR256で木曾蘭駐車場に7時15分到着。
7時30分に林道を歩きはじめた。

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車止めのゲート横に自然探勝路があるが今回は林道を歩く(距離は長くなるが足慣らし)
17分かけて登山口に到着、金時の産湯なにがしの池に興味がある息子が撮影タイム。
彼はCanonの一眼、今回は画像提供をしてもらうことにした。

この山は一方通行、分岐までは割と平坦で気持ちの良い道が続く。
遠くに山頂方面が急な山容を見せている。

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登山口から16分、登りと下りの分岐に到着した。

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登り道は暫く谷と斜面を行き来する。
鋭角な道にはペンキの案内がつけてあるので安心。

段々と険しくなる、木段は朽ちていて危うい。

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息子は楽しそうである、険しさが増すが何のその、若さの違いか?

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登山道にはバイカオーレンがあたり一面に咲いている、その他の花は無い。

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 <画像提供:息子 バイカオーレン>

高野槇林の案内からはチェーンの木段、吾輩はバランスが悪いので立っては登れない。

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長々と続く急な木段を見ると心が折れかけるが、息子の前である
無理して平然を装うが・・・

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結果はこの通り、一回滑って脹脛を支えられた、そして”良い筋肉だよ”と褒められた
日頃のトレーニングの成果だ(へへへ)

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 <画像提供:息子 情けない父の後ろ姿に笑い声・・・まるで熊だとか>

駐車場から1時間20分、岩場の巻道に到着、ここで小休憩と水分補給
ゼイゼイの父親とは対照的な元気な息子は景色にハシャイでいる。

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恵那山景色が抜群だ! しばしの撮影会となった。

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巻道からは激坂が山頂まで続く、平坦な場所は皆無!
苦手な木の根の段差が大きい場所や朽ちた短い木段の連続!
ピークが見えてもその奥にピーク・・・足と心臓が悲鳴をあげかけていた。

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  <激坂のピークが遠い・・そしてピークの奥に又、ピーク・・親父の休憩に付き合う息子>

腹と尻、そしてザックが引っかかってあがくミジメな写真を撮られながら頑張る父親!
涙ぐましい努力だ。

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登山口から1時間53分、歩きだしから2時間10分、山頂到着。

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腹がへったので休憩地へ急ぐ、途中、見晴らし台へ寄り道

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そして、その先に絶景が用意されていた。

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 <御嶽、乗鞍、穂高、常念・・・いうことなしの絶景>

空にはイヌワシが舞う、息子の一眼のシャッター音が心地よい。

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 <御嶽アップ 画像:息子提供>

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 <乗鞍、穂高アップ 画像:息子提供>

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 <舞うイヌワシ>

この景色が無ければ単なる修行の山だが、この景色はさすがだ。
休憩へ急ぐ、降って登り返す、そして再度の降り、赤い避難小屋が見れれば休憩地だ。
中央アルプスが大きく展望できる。

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先客2名、お一人はすぐに下山、春日井の方とお話し、この山は初めてとのこと
下山道は超激坂が延々と続くのでお気をつけてと見送った。
それぞれの昼食を楽しむ、若い兄ちゃんが到着、話しかけてきたのでお相手した。
息子はカメラをもって動き回っている、絶景に感動したらしい。

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 <中央アルプス 画像:息子提供>

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 <遠くに南アルプス>

そろそろ下山しようと息子に催促した、去りがたいようだが下山は厳しい
約2km以上の激下りが待っている、へたすれば登りより時間がかかる(実際にかかった)
まずは摩利支天分岐に登り返す。
振り返れば青空に笹原が美しい、険しい山のこの一部分だけが笹原だ、不思議なものだ。

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摩利支天分岐の登りは距離は短いがやはり急坂、残雪も少々あった。

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分岐へ続く尾根は平坦で展望が良い、南アルプスが屏風のように並んでいた。

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摩利支天に到着、大岩の先は絶壁! 息子が登ろうとするので必死に止めた。
しかし、吾輩のザックが息子にぶつかって危うく突き落す寸前になった。
笑い話にもならない・・少々怒られてしまった・・・(ゴメン、反省します)

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 <摩利支天の大岩、その先は大絶壁>

ブツブツ言われながら下山分岐点に戻る、ここでカメラを収納する。
首からぶら下げて降れる斜度や木段では無い、2007年も大変だったが
長い急角度の木段は朽ちて歯抜け状態、後ろ向きで一歩づつ、長い長い木段を抜けてホットする。

途中、少し緩く(緩くといっても立っていられる場所がある表現)なると
カメラポーチから出して撮影もした、息子の一眼は収納させたままにした。

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 <下山激坂・・息子の左に展望台の案内、行く人がいるのか?>

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 <鎖が重たくて役に立たない、写真ではわからない激坂>

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 <へたって立ち止まる親父を待つ息子>

さすがに激坂を1km降ると、膝、足首、太腿が辛くて踏ん張れなくなってきた。
息子のスマホ山友ネットGPSではまだ1kmくらい等高線の込み合う激坂が
続くと報告・・・ハァ~!

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 <ため息とともに振り返る激坂>

さすがの息子も膝にきたらしい、息子も踏ん張りが利かなくなってきた。
我慢の連続、緩むことなく合流点に到着、疲れが激しく座り込みたくなった。

この降りは尋常では無い、難行、苦行そのものだ!
楽しい山歩きとは無縁と感じるのは、軟弱な吾輩だけなのか?
収納していたストックを出してヨレヨレと林道を目指す、幅広の林道も足が辛い
道端のクロモジに癒されながら戻る。

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息子のGPSが後200mと表示、息子は元気だ、ストックで遊んでいる・・・羨ましい!

12時30分前に車に戻った、5時間の山歩き終了、少し休憩して富貴畑温泉に向かった。
滝見荘の温泉が目当て、静かで檜浴槽のヌルヌル温泉が心地良い。

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運転があるので長湯せず、外で息子を待つ、風が心地よい山間だ。
園原から高速、神坂SAで土産購入、小腹がすいたのでカケソバ一杯を半分づつ・・・美味しかった。
3時過ぎに無事の帰還、疲れた!!!!!

2度と来るまいと思っていたが来てしまった。
やはり、登り修行降り苦行だった。

   3度目の正直は無いだろう!

帰宅してカシバードで見てみた、やはり急で険しいルートだった。
言うまでも無く”筋肉痛”状態。

キャプチャ

歩行沿面距離:約6.3km
単純標高差 :740m


距離と標高差から急峻な登山道が推定される、息子は良い山だと絶賛していた。

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